第78話
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の邪魔にしかならん。黙って見ていろ」
悟空が悟林の異次元レベルの気に顔を引き攣らせ、悟飯が悟林に加勢しようとしたが、ビルスに却下される。
「はは、悔しいけどビルス様の言う通りみてえだ…オラ達がいても今の悟林の邪魔にしかならねえ。すまねえメルス…せっかく修行に付き合ってもらったってのに」
「いいえ、悟空さん。修行に問題はありません、完成までは後はきっかけ1つなんです。身勝手の極意は超サイヤ人とは真逆の技、感情を揺さぶられる大きな衝動を自制出来た時にこそ発動するのが身勝手の極意です。」
メルスが改めて身勝手の極意の習得条件を説明すると改めて悟林とモロの方を見た。
良く見ると悟林はバリヤーも同時に張っているのを確認し、モロのエネルギー吸収の対策は完璧のようだ。
「うおおおおっ!!」
モロが気を解放して悟林に勢い良く飛び掛かるが、次の瞬間モロが吹き飛んだ。
「え!?」
「モロがひとりでに吹き飛んだぞ…!?」
悟飯とピッコロからすればモロがひとりでに吹き飛んだように見えたようだ。
「違う、悟林はモロの顔面に4発くらいのパンチを叩き込んだんだ」
「正確には5発です。ジャコ隊員」
人間としては最高の視力を持つジャコですら視認が困難な拳。
メルスが訂正すると5発もモロに顔面にぶちこんだ悟林に驚愕する。
「ぐっ…!な、何だ…何が起きた…!?」
鼻の骨が砕けたのか鼻血を垂れ流しながら起き上がるモロ。
「へえ、挨拶代わりの軽めのパンチとは言え、私のパンチを5発顔面に喰らって原型が残ってるなんて大したもんだよ」
「パンチ5発だと…何のことだ…!?」
「今度はお前のような雑魚でも見えるようにゆーっくりやってあげる…来なよモロちゃん?」
指を動かしながら挑発するとモロが怒りの形相で再び飛び掛かる。
「抜かせーーーーっ!!!」
腕で悟林の胸を貫こうとしたが、本人曰くゆっくりとした速度で放たれた拳を今度は顔面に3発喰らい、仰け反る。
「が…あ…っ!?」
「とうしたのかなモロちゃん?強くなり過ぎたんならもっと余裕を見せて笑いなよ」
モロの腹に悟林は蹴りを叩き込んで岩に叩き付け、吹き飛ばされながらも何とか体勢を整えたモロは空中で急停止する。
「ぐっ!己……!?ど、どこだ!?」
悟林のいた方向を睨むがそこには誰もいない。
周囲を慌てて見渡すが、悟林は既にモロの背後にいた。
「後ろだよ」
「ぐああああっ!!」
脳天に踵落としを叩き込んで地面に叩き付ける。
倒れ伏しているモロを悟林は嘲笑った。
「どうしたのモロちゃん?強いならさっさと私を殺してみなよ。それとも口だけなのかな?このウスノロ」
「ウスノ
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