第78話
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余波でブルマ達が吹き飛んだ気がするが気にしないでおこう。
「近くまで送ります」
「OK」
悟林とメルスは戦場に向かう。
向かっている途中でモロが張ったのだろうバリアがあり、そこにデンデもいた。
「何やってるの神様?神様が死んだら地球のドラゴンボールが…」
「彼も彼なりに地球のために闘おうとしているのでしょう。責めてはいけません」
危険地帯に向かおうとしているデンデに悟林が表情を顰めるが、メルスは寧ろそんなデンデを好ましいと思っていた。
「メルスさん、バリアに穴を開けて。」
「分かりました…お気をつけて」
「神様」
「ご、悟林さん!?」
「言いたいことは腐るほどあるけど、神様が何でこんな所に来たの?神様が死ねば希望のドラゴンボールが失われる。神様は自分の命の重さを分かってないね」
「………」
俯くデンデに悟林は溜め息を吐くと近くにいたビルスとウイスに振り返る。
「まあ、神様の気持ちも分かるからこれ以上は言わないよ。ビルス様、ウイスさん。行ってきます」
「ええ」
「さっさと片付けてこい。そして終わり次第美味しい物を食わせろ」
「うん、楽しみにしてて…ウイスさん」
「何でしょう?」
ビルスが悟林の手料理を所望したのでそれに答えると、次はウイスに向き合う。
「お願いがあるの、メルスさんを銀河パトロールに戻して欲しい」
「…無理です。彼は掟を破ろうとしました。掟を破った彼をこれ以上下界に派遣することは出来ません」
「逆にメルスさんが掟を破りかけたのはモロの存在があったからだよ。モロさえ倒せばもうメルスさんが掟を破る理由がなくなる…お願いウイスさん、私が必ずモロを倒すからメルスさんを銀河パトロールに戻して下さい」
頭を深々と下げる悟林にウイスは深い溜め息を吐いた。
「確かに原因となったモロを倒せばメルスさんが掟を破る理由はなくなりますね…良いでしょう。あなたがモロを倒せればメルスさんを銀河パトロールに再派遣します。ただし、常に私の監視つきですが」
「ありがとうウイスさん!それじゃあ、暴れてきますか!!あ、お父さん達が巻き込まれないように遠くに」
「…お気をつけて」
「大丈夫、あの調子に乗った山羊を叩き潰してやるから」
最大スピードでモロの元に向かうと近くで瀕死の悟空達が倒れており、メルス達の力で離れた場所に移動された。
「やあ、久しぶりだね。モロ…」
「貴様…覚えているぞ、前に俺の腕を砕きやがった奴だな」
「へえ、覚えていてくれたようで嬉しいよ。確かにセブンスリーとやらを吸収して大分変わったね」
「知っていたか、だが姿だけじゃない。元々の俺のパワーとセブンスリーにスト
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