ハーケン会戦〜始まる大戦の”裏”〜
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から、歌姫の姉ちゃんくらい抜けても大丈夫なんじゃねぇのか?」
「殿下達の為、そして其方達の為にも私も全力を持ってその”白銀の剣聖”という者の相手をするつもりではあるが、それはリィン達も想定済みであろうから、過信は禁物だ。」
「そうですわね……しかもワジ様の話によりますと”守護騎士”が二名リィン様達に協力しているとの事ですから、恐らくですが最低一人はわたくし達の足止めを担当しているかと。」
「守護騎士には守護騎士のトマス教官に対抗してもらいたいけど、トマス教官は殲滅天使達の暗躍のせいで連合軍関連との戦闘が発生した時は守護騎士としての力は振るう事を禁止されているからね〜。」
アガットの言葉に頷いたトワは複雑そうな表情でエマに視線を向け、複雑そうな表情で呟いたミュラーの推測に同意したサラはシズナを思い浮かべて苦々しそうな表情を浮かべ、鼻を鳴らしたアッシュに視線を向けられたアルゼイド子爵は意見を口にし、アルゼイド子爵の意見にシャロンは同意し、ミリアムは疲れた表情で呟いた。
「……………………わかりました。それによって学院長の命が助かるのでしたら、その場に姉さんがいなくても私が学院長に暗示をかけて降伏宣言をさせます。」
「エマ……」
決意の表情を浮かべて答えたエマの様子をセリーヌは複雑そうな表情で見つめた。
「よし、そうと決まったらすぐにでも着陸ポイントの散策を―――――」
「―――――少しいいかい?」
そしてアンゼリカが今後の方針を口にしようとしたその時オリヴァルト皇子が口を開いた。
「どうかされたのですか、殿下?」
「ああ。一人でも多くの犠牲者を減らす為にも私は、このカレイジャスを使って今も戦い続けているエレボニア帝国軍に降伏を呼びかけをするからすまないが今回は今までのように君達に加勢する事はできないと思って欲しい。」
「オリビエさん……」
ユーシスの疑問に答えたオリヴァルト皇子の話を聞いたティータは辛そうな表情を浮かべたが
「―――――そういう訳で、レン君のように”ハッキング”でエレボニア帝国軍の飛行艇と強制的に通信を繋げる為にも君の力を貸してもらえないだろうか、ティータ君。この通りだ。」
「ふええっ!?あ、頭を上げて下さい……!わたしは元々お手伝い出来る事があれば何でもするつもりでしたし、軍用飛行艇へのハッキングでしたら、戦艦の時よりも難易度はかなり下がりますから任せて下さい……!」
オリヴァルト皇子に頭を下げて嘆願されると慌てた様子で頭を上げるように口にし、そして決意の表情を浮かべてオリヴァルト皇子の嘆願に応える事を口にした。
「……ならば俺もこの艦に残ろう。王国軍が優勢とはいえ、未だ戦闘が続いている”戦場”の空を飛び回るカレイジャスには指揮
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