ハーケン会戦〜始まる大戦の”裏”〜
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イテ〜!」
「―――――よかろう。”ヴァルキリー”の裁きを愚か者達にその身に刻んでやろう。」
更にサリアに召喚されたシュベルトライテがリリエム達の傍に降りて来て猟兵達と対峙し
「くっ……次から次へと新手が……!」
「怯むな……!相手はたった4人で、それも女ばかりだ……!」
「高所からの攻撃に注意しつつ、数の差を利用して制圧するぞ……!」
リリエム達と対峙した猟兵達はそれぞれ士気を高めて戦闘を開始した。
「フッフッフッ……!アルスターでは暴れられなかった分も含めて今回は派手に暴れてやろうではないか……!」
「ハハ、意気込みが高いのはいいけど、ほどほどにしてくれよ?幾ら”魔神”による結界があるとはいえ、”古神”の君が”本気”を出せば大使館の被害も洒落にならない事になりかねないからね。」
屋上から不敵な笑みを浮かべて猟兵達を見下ろしながら両手に膨大な魔力を収束しているレシェンテにパントは冷や汗をかいて苦笑しながら指摘した。
〜メンフィル大使館内〜
「結界……展開するだけ……楽ちん………」
「グルルルル……」
一方その頃大使館内で多くのメンフィル兵達が迎撃態勢を取っている中メンフィル兵達の最後尾にいるナベリウスは傍に自身の使い魔であるケルベロスを控えさせた状態で結界を展開し続けていた。
〜メンフィル大使館・外〜
「俺は赤い髪の女の相手をする。フルーレティとセリカの”使徒”達は残りの二人の相手だ。」
「了解〜!シュリ、後ろからの援護は任せるわよ!」
「はい、支援はお任せ下さい!」
「ふふっ、”黒の工房”だっけ?貴方達は”黒の騎神”とやらを”絶対的な力”として見ているようだけど、貴方達が妄信している”力”は所詮は”偽物”であって、”本物の絶対的な力はあんな鉄屑では到底及ばない事”を私が教えてあげるから、感謝してね。」
ジェダルの指示に答えたマリーニャはシュリと戦術リンクを結び、フルーレティはアルベリヒ達を見つめて嘲笑し
「黙れ、想定外共があああああぁぁぁぁぁ――――――ッ!!想定外の分際でイシュメルガ様の力を侮る等どれ程愚かな行為なのか、イシュメルガ様に代わりその身に刻みつけてやってくれる……!」
「君達想定外によって負け続きだった地精としての汚名を返上する為にも……そしてこれ以上君達によって僕達の計画を狂わせない為にも、何としても切り抜ける……!」
「アハハッ!あの猟兵王の片目を奪ったお兄さんの腕前、どれ程凄いのか、シャーリィもたっぷり味わわせてもらうよ!」
フルーレティの挑発に対してアルベリヒは怒り心頭の様子で答え、ゲオルグは厳しい表
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