ハーケン会戦〜始まる大戦の”裏”〜
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守護天使ユリーシャ、サリア、レシェンテ、ミルモ、リザイラによる魔術の一斉攻撃が放たれた事でそれらに命中した猟兵達は悲鳴を上げて次々と絶命していった。
「フッ、高所からの待ち伏せによる一斉攻撃の罠とは考えたものだが……その程度で我らを退けられるとは侮られたものだな……!」
パント達が放った魔術が地上で炸裂している中イシュメルガを駆るオズボーン宰相はパント達の策に感心した後反撃の為にイシュメルガを跳躍させて屋上にいるパント達に攻撃を叩き込もうとしたその時
「―――――いいや、その者達は貴様らの事を決して侮って等いないだの。何せ”セリカ達に加えてこの我をも迎撃の為の戦力に組み込んだからだの。”」
「!?」
パント達の背後から現れたハイシェラが跳躍してイシュメルガの目の前に現れ、ハイシェラの登場にオズボーン宰相は驚いた。
「どれ、まずは挨拶代わりだの――――――紅燐舞華斬!!」
「ぬ――――――おおおおおおお……っ!?」
そこにハイシェラが”溜め”から放たれる強烈な一撃をイシュメルガ目掛けて叩き込み、ハイシェラの攻撃を受け止めた瞬間イシュメルガはそのまま勢いよく地面に叩き落とされた。地面に叩き落とされたイシュメルガは倒れることはなかったが、ハイシェラの攻撃を受け止めた衝撃によって地面に叩き落された瞬間地面に後ずさりの足跡を残しながら後退させられた。
「な――――――」
「ありえない……!生身で騎神を―――――それも”黒の騎神”を吹き飛ばすなんて……!?」
それを見たアルベリヒは絶句し、ゲオルグは信じられない表情で声を上げた。するとその時アルベリヒ達の左右からそれぞれ転位による光が現れ
「!団長……!」
「やれやれ……囲まれちまったか。」
「みんな、散って――――――!」
転位の光に気づいたレオニダスは真剣な表情で声を上げ、ルトガーは溜息を吐き、シャーリィは猟兵達に指示をした。すると右からはサティアの転位術によってサティアと共にセリカ、ロカ、メティサーナが、左からはフルーレティの転位術によってフルーレティと共にジェダル、マリーニャ、シュリが現れ――――――
「殲鋼――――――双肢乱!!」
「二の型――――――星光疾風!輝け!!」
「薙ぎ払え――――斬!!」
「空を斬り裂け―――ッ!斬!!」
「遊んでやろう――――――業禍汲斬!!」
「フフッ、切り裂いてあげる――――――空間歪曲!!」
「狙いは外さないよ――――それっ!」
「氷の弾丸よ、弾けなさい――――――凍結拡散撃ち!!」
「ギャアアアアアアアアア――――――ッ!?」
「う、うあああああああ………っ!?」
セリカの飛燕剣とサティアの八葉の剣が
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