ハーケン会戦〜始まる大戦の”裏”〜
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いよ。―――ああ、そうそう。例の”灰色の騎士”達に協力している”守護騎士”の件だけど、協力している守護騎士は2名の上その2名の守護騎士は2人とも君達も知っている”第八位”の”直弟子”の上、殲滅天使が雇った”裏解決屋”とやらもその”第八位”の”裏弟子”だからもし対峙する事になったら、守護騎士の2人は当然として、”裏解決屋”にも気を付けておいた方がいいよ。」
「な――――――それじゃあ守護騎士が二人もリィン達に協力しているの……!?」
「しかもその二人に加えてレン皇女が雇った”裏解決屋”という存在もバルクホルン神父の”弟子”か……」
「それも”裏解決屋”はあの”白銀の剣聖”のように”裏弟子”か……」
「ちなみにあのクソガキが雇ったその”裏解決屋”について他に知っている事は何かあるか?」
ロイド達から通信を代わったワジの説明を聞いたサラは厳しい表情で声を上げ、ガイウスとラウラは真剣な表情で考え込み、アガットは真剣な表情でワジに訊ねた。
「そうだね……あとは”灰色の騎士”達に協力している守護騎士達がその”裏解決屋”の事を”アークライド”と呼んでいた事から、その”裏解決屋”の本名か偽名かは知らないけど、”アークライド”という名前くらいだね。」
「…………ぇ――――――」
アガットの疑問に答えたワジの答えを聞いた一瞬固まったエレインは小さな声で呆けた声を出してその場で呆然とし
「――――――それじゃ、今からあの戦艦に突入するから僕達もこれで失礼するよ。」
周りの者達がエレインの様子に気づいていない中ワジは通信を切った。
「おし……っ!特務支援課の連中のお陰で俺達はリィン達が学院長を討つ事を阻止する事に集中できるな……!」
「ええ……!可能な限り安全かつ迅速なルートでリィン達に追いつくわよ!」
「――――――待ちなさい。今からリィン達を追うのはいいけど、リィン達の目的――――――トールズの学院長の討伐を阻止できた場合のこの”大戦”を終結させる方法――――――要するに”剣聖”が考えた作戦の”代案”はあるのかしら?もしその”代案”が無ければ、それこそ”剣聖”もそうだけど連合や新生軍が一番望んでいない結末――――――どちらかが殲滅されるまで両軍が最後まで殺し合いを続けるという”最悪の結末”の”原因”をアタシ達が作った事で最悪その責任を連合、新生軍、そして王国軍に対してアタシ達が負う事になるかもしれないわよ。」
「……今まではヴァイスラント新生軍に対する義理で僕達の事を見逃してくれましたけど、”事実上の決戦”――――――それも双方の被害を抑えるために考えた作戦を台無しにされれば、ミルディーヌ公女達――――――ヴァイスラント新生軍も戦後のエレボニアの立場を少しでも良くする為に
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