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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
エリゴールに追い付け
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「うおっ!?なんだよハッピー、いきなり大声出して」
「ルーシィ!オイラ思い出したよ!」
「何が?」
「ホラ!来るときに言ってたでしょ!」
「あー、あのアタシが変とかどうとか言ってた」
ハッピーが風呂敷から、あるものを取り出した。
「これ」
「それは!」
「バルゴの鍵!?」
「ダメじゃない勝手に持ってきたら」
「違うよ、バルゴ本人がルーシィへって」
「えっ?」
「なんの話だ?」
「そんな話しは後にしろよ!」
「バルゴ...あのゴリラメイドか!」
「あいつかよ...」
「ゴリラメイドですの?」
「エバルーが逮捕されたから契約が解除されたんだって、それで今度はルーシィと契約したいって」
ルーシィは少しだけ困った顔をする。
「あれが...きたのね...」
「嬉しい申し出だけど今は脱出法方を考えないと」
「でも」
「うるさい!!猫は黙ってニャーニャー鳴いてなさい」
ルーシィがハッピーの頬をつねる。
「怖ぇぞルーシィ」
「あら?あれじゃあまだ易しい方ですわよ?」
「こっちにもっと怖ぇ奴がいた...」
「でも、バルゴは地面に潜れるし、地中を使って出られるかなって思ったんだ」
「なに!?」
「本当か!」
「そういえば...確かにエバルーの屋敷でどこからともなく潜ったり出てきたりしてたな」
ルーシィの表情は一気に明るくなり、ハッピーを誉める。
「やるじゃないハッピー♪もぉ!どうしてもっと早く言わないのよぉ♪」
「ルーシィがつねったから」
ルーシィは早速バルゴを呼び出す。
「開け!処女宮の扉!バルゴ!」
鍵から現れた星霊はメイドゴリラ...ではなく、ピンクの髪をした細身の少女だった。
「お呼びでしょうか?ご主人様」
「え!?」
「...いや、誰だよ...」
「痩せたな!」
「別人じゃね!?」
「メイドですけどゴリラじゃありませんわね」
「あのときはご迷惑をおかけしました」
「あんた、その格好...」
「私はご主人様の忠実なる星霊、ご主人様の望む姿にて仕事をさせていただきます」
「最初っからこれならあまり抵抗なかったんだけどなぁ...」
「前の方が強そうだったぞ?」
「では、以前の姿に...」
「余計なこと言わんでいい!」
リートがナツの頭を殴り、バルゴの変身をとめる。
「へぇー可愛らしいじゃねぇの」
「ルーシィ...やはり流石だ」
「時間がないの!契約は後回しでいい?!」
「かしこまりましたご主人様」
「ってかご主人様はやめてよ!」
バルゴはルーシ
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