暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
エリゴールに追い付け
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
あるかもしれませんわ」

「...」

「否定してよ!」


・・・

「エリゴーール!!どこに隠れてんだ!コラァァァ!」

ナツは一つ一つ壁を蹴破りながら、エリゴールを探していた。

その近くで、影に隠れたカゲヤマが、ナツを見張っていた。

(あいつは扉ってもんを知らねぇのか...しかしエリゴールさんはもうここにはいねぇよ、しかしこのまま放っておくのも)

「僕の気がおさまらないんでね!」

「うごぉ!」

影から出てきたカゲヤマが、ナツの頭に蹴りを入れ、ナツはそのまま部屋のなかに蹴り飛ばされる。

「またおまえかぁ!」

「君の魔法はだいたい分かった。体に炎を付加することで破壊力を上げる珍しい魔法だね」

「ぬぉぉぉ!メチャクチャ殴りてぇけどそれどころじゃねぇ!エリゴールはどこだ!」

「さぁてどこかな?僕に勝ったら教えてあげるよ」

カゲヤマが影を伸ばすが、ナツはそれを軽々とかわす。

「おっ!殴った後に教えてくれんのか?一石二鳥じゃねぇか、燃えてきたぞ」

「ちぃ、すばしっこい」

「しかし!八つ影《オロチシャドウ》はかわせまい!逃げてもどこまでも追いかけていくぞ!」

影が八つの蛇の形に変わり、ナツめがけて襲いかかる。

「おらぁ!」

ボン!ボン!

炎を纏ったナツの拳が、影を殴り一つ一つ消していく。

「バカな!?全部消しやがった!」

「だりゃあっ!!」

ナツの拳が、カゲヤマの顔にヒットした。

(なんだこの拳...魔導士の拳じゃねぇ)

バッ!ガシッ!

ナツはそのままカゲヤマを捕まえ、壁に放り投げ咆哮を放つ。

(バ...化け物め!)



ドゴォォォン!!!



「何!?」

「こりゃあ、ナツだなとりあえず行ってみるか」



「近いぞ!向こうだ!」

「こりゃあナツに間違いねぇな」


ルーシィとリート、エルザとグレイは、それぞれ違う場所から、爆発音が聞こえた方へと向かって走り出す。

「かっかっか!オレの勝ちだな!約束通りエリゴールの場所を言えよ」

「バカめエリゴールさんはもうこの駅にはいねぇよ」

「は?」

「ナツー!それ以上はいい!ソイツが必要なんだ!」

「!?なんだ?なんだ?」

グレイとエルザが、ナツの元にたどり着き、カゲヤマに視線を向ける。

「でかした!くそ炎!」

エルザはそのままカゲヤマを壁に押しあて、剣を突きつける。

「四の五の言わずに魔風壁を解いてもらおう、貴様がNOと言う度に傷が一つ増えることになる」

「ヒィィィィ!!!しゃれになってねぇー…やっぱエルザ怖ぇー」

「黙ってろ!!」

「うっ...
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ