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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
エリゴールに追い付け
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飛んできた、だから閉じ込めただけの話だ、この駅を占拠した本来の目的はこの先のクローバー駅との交通を遮断するためだ」

「くそっ!呪歌はそっちか!」

「あの街に何があるかよく考えてみな!」

レイユールはロープを伸ばし、グレイの肩や腰を切りつける。

「クローバー、あの町は...じーさん共が定例会をしている!!本当の狙いはギルドマスターか!?」

「なにも知らねぇジジイ相手に笛を聴かせるなんて造作もねぇ!もう誰も止められねぇ今まで虐げてきた報復を受けるのだ!全てきえてなくなるぞぉ!」

「!!!?」

グレイはレイユールの顔を掴み、一瞬で凍らせた。

「止めてやるよ、オレ達の親に手ぇ出そうって言うんだ、闇ギルドよりも恐ろしいギルドがあることを教えてやる」


・・・


『駅内ホーム』

「知らねぇよ魔風壁の解除なんてオレたちができるわけねぇだろ」

「...」

エルザは鉄の森《アイゼンヴァルド》の1人に、魔風壁の解除をさせようとしていたが、解ける人間が見つからずに焦っていた。

「エルザーー!」

そこに、レイユールを倒したグレイが戻ってくる。

「グレイか!?ナツはどうした!」

「はぐれた!ってかそれどころじゃねぇ」

「あぁ、今計画をコイツらから聞いた。しかし今この駅には魔風壁が...そうか!」

「?」

「コイツらの中にカゲと言われていた奴がいた!呪歌の封印を解いた奴なら魔風壁を解けるかもしれん!」

「なるほど!解除魔導士《ディスペラー》か!」

「探すぞ!カゲを捕らえるんだ!」

エルザとグレイはカゲを取り抑える為に、走り去っていった。

「...いるんだろ?カラッカ」

壁から、エルザ達との戦闘から離脱した男、カラッカが現れる。

「すまねぇ」

「聞いてただろ?カゲが狙われている」

「お、オレは助太刀なんてできねぇぞ!」

「もっと簡単な事だ」


・・・

ルーシィとリート、ハッピーとラリカは、いまだに逃げた1人を探していた

「...完全に見失ったな」
「あい」

「ねぇ、いったんエルザのところに戻らない?」

「「!?」」

ハッピーとラリカは、驚いた顔でルーシィを見る。

「な、何よ?」

「エルザは追えって言いましたのよ?」

「すごいなぁ...ルーシィは...エルザの頼みを無視するのかぁ、あのエルザをねぇ...オイラあんなことされるルーシィはみたくないよ」

「あたし、なにされちゃう訳!?」

「大丈夫、事情を話せば分かってくれるって、何もされねぇよ」

リートがルーシィの肩を叩いてなだめる。

「あら、でもあのエルザですわよ?もしかしたらってことも
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