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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
呪歌(ララバイ)
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々厄介な話しを耳にしてな、本来ならマスターの指示を仰ぐところだが、早期解決が望ましいと私が判断した。三人とも力を貸してくれるな?」
「「「!?」」」
エルザの発言に、ギルド内がざわつく。
「シャクシャク...オレはいいよ、エルザには色々と恩もあるし何より面白そうだし」
エルザの頼みを、リートは快く了承した。
「出発は明日だ、用意しておけ、詳しくは移動中に話す」
「いやっ!」
「行くなんて言ったかよ!?」
しかし、リートとは対称的に、ナツとグレイの二人は嫌そうにしている。
「…エルザとリートとナツとグレイ…今まで想像したことなかったけど…これってフェアリーテイル最強チームかも…」
新たなチームができて、ミラの発言を聞いたリートは、ため息を吐く。
「…んなバカな…」
・・・
「無理だ...こいつと一緒ってだけでもウゼェのに!エルザが一緒なんて!!」
「こんなチームあり得ねぇ!つーか行きたくねぇ!」
嫌がるグレイとナツを、リートは呆れ顔でみている。
「じゃあやめるか?オレはいいけど、もし行かなかったら、ナツもグレイもエルザに何されるだろうな」
「脅すのかよ!!」
現在一番使える脅し文句を持っているのは、リートだった。
・・・
『魔導士ギルド、鉄の森』
「…カゲヤマはまだ戻らねぇのか?」
鎌を持った一人の男、エリゴールが部下にそう聞いた。
「アレの封印を解くのは簡単じゃねぇ、仕方ねぇよ」
そして、エリゴールの質問に別の男が答えた。
「モタモタしてんじゃねぇよ、今が好機なんだぜ、ジジイ共が定例会をしている今が...」
・・・
「なんでエルザみてーなバケモンが、オレらの力を借りてぇんだよ!」
「知るかよ!つーか助けならオレとリートで充分なんだよ」
「じゃあお前一人で行けよ!!オレは行きたくねぇ!!」
「じゃあ来るなよ!!後でエルザに殺されちまえ!!」
エルザが来ていない駅のホームで、ナツとグレイはずっと喧嘩を続けていた。
「「迷惑だから(やめなさい)(やめろ)!」」
あまりの騒ぎように、リートとルーシィの二人がツッコミをいれるが、リートはそれよりもルーシィが自分達と一緒にいることが気になったようだ。
「ってかなんでルーシィもいるんだ?」
「ミラさんに頼まれたのよ」
【確かにあの4人が組んだら素敵だと思うけど、仲がギクシャクしてるところが不安なのよね、特にナツとグレイが、
リートだけじゃ大変だと思うし…ルーシィついていってリートと仲を取り持ってあげてくれる?】
「だって」
ガシッ!
「え?なに!?」
リートは、ルー
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