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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
呪歌(ララバイ)
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ナブ、相変わらず依頼板の前にいるだけか?仕事をしろ仕事を…
まったく世話が焼ける、今日のところは何も言わずにおいてやろう」
「いや、結構言ったぞ?今」
エルザは自分にリートの声に気が付き、声がした方へと振り向く。
「ん?リートか」
「おう!お帰りエルザ、特製かき氷...食うか?」
「お紅茶もありますわよ」
エルザを前にしても、呑気にかき氷と紅茶を楽しむ二人、普段から問題を起こしているわけではない二人は、エルザに怯える必要がなかったのだ。
「ああ、ラリカも、ただいま ありがたいがすまない、今はそれどころではないからな、また今度頂くとしよう」
「そうか」
「仕方ありませんわね」
「リートとラリカはエルザに対しても変わらないわね」
「リートはエルザと昔戦って勝った過去があるからね♪怯える事もないのよ」
ミラからそんな台詞を聞いて、ルーシィが驚愕した。
「えっ!?リートってあの強そうな人に勝ったの!?」
「ん?あぁ、って言っても昔の話しだし、エルザも当然強くなってるからな、今戦ったらどうなるかは分からねぇよ」
「いや、今でも私よりリートの方が強いと思うぞ、それよりリート、ナツとグレイはいるか?」
「?ん」
リートは、ナツとグレイが喧嘩していた方向を、スプーンで指す。
「や…やぁエルザ...俺達今日も仲良し…よく…やっ…やってるぜぃ…」
「あいっ」
ガタガタと震えながら、ナツとグレイは肩を組み冷や汗を垂らしながらエルザを見ていた。
「ナツがハッピーみたいになった!?」
「ブッくっくっくっ」
リートはナツ達から視線を剃らせ、肩を震わせて笑いを必死にこらえている。
「そうか、親友なら時には喧嘩することもあるだろう、しかし私はそうやって仲良くしているところを見るのが好きだぞ」
「いや…いつも言ってるけど…親友って訳じゃ…」
「あいっ」
「こんなナツみたことないわ!!!」
「ブッ!!」
リートは笑いを堪えるのが限界だったのか、その光景を見て噴き出してしまう。
「ナツもグレイもエルザが怖いのよ」
「えぇーっ!」
「ナツは昔、エルザに喧嘩を挑んでボコボコに」
「あのナツがぁ!?」
「うん、そしてグレイは裸で歩いてるところを捕まってボコボコに」
「自業自得だろ」
「ロキはエルザを口説いて半殺しに」
「ロキに至っては情状酌量の余地はありませんわ」
「フフッ」
ミラは笑って話していたが、ルーシィにとっては余程驚愕の事実だったのか表情にでていた。
「二人とも仲が良さそうでよかった、実はナツ、リート、グレイに頼みがある」
「?」
「仕事先で少
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