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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
呪歌(ララバイ)
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トとナツですわよ?」
ラリカがグレイに説明すると、グレイは目の色を変えてナツに殴りかかる。
「てめぇかこの野郎!!」
「文句あっかぁおお!?」
「リート!お前からも何か言ってやれ!」
「オレに振るなよ...」
ナツとグレイはケンカを始め、その間にロキはルーシィへのナンパを続けていた。
「君ってホントに綺麗だよね、サングラスじゃなかったら目が潰れちゃってたなハハハ」
「潰してさしあげますわよ?」
「ハハハ...冗談だよ...冗談...」
ロキは、容赦なく目潰しを実行しかねないとラリカに対して怯えてしまう。そして、ロキがルーシィの腰についた鍵を見て顔を青ざめさせた。
「!?ルーシィ!君は星霊魔導士なのかい!?なんたる運命のイタズラ!すまない!僕たちはここまでのようだ!」
ロキは慌ててルーシィから離れ、ギルドの出入り口へと走って出ていった。
「何か始まってましたの?」
「何も始まってないわよ!」
「ロキは星霊魔導士が苦手なのよ」
「私は、女の子がらみだと思いますわ」
そんな事を言ってると、ロキがギルドの出入り口から、慌てて帰って来た。
「ナツ!グレイ!まずいぞ!」
「「あ?」」
「エルザが帰って来た!!」
「「はぁぁ!!?」」
ズシィン!ズシィン!
「なにこれ!?何の音!?」
「エルザの足音ですわよ?」
「そんな恐怖感を植え付けるような言い方しなくても...」
そして、ギルドに巨大なモンスターの角らしきものを持った赤髪のロングヘアーで、鎧を着た女性がギルドに入ってきた。その女性こそが、みんなのいうエルザであった。
「今戻った、マスターはおられるか?」
「お帰り!!マスターは定例会よ」
「そうか」
「エルザさん…その…バカデカイのは…なんですかい?」
ギルドの男が、エルザの担いでいた巨大な角を指差して聞いた。
「これか?討伐した魔物の角に地元の者が飾りを施してくれてな、綺麗だったので土産にしようと思ってな、迷惑だったか?」
(絶対迷惑だ…)
リートは、かき氷を食べながらそんな事を思うが、絡まれるのを嫌い、口に出してツッコむことはしなかった。
「それよりお前達、また問題ばかり起こしているようだな、マスターは許しても私は許さんぞ」
エルザの凜とした態度に、ルーシィは戸惑っている。
「な、なんなの?この人?…」
「あい、エルザです」
「とっても強いんですのよ」
ハッピーとラリカが、エルザについてルーシィに説明していた。
「カナ、なんという格好で飲んでいる
ビジター躍りなら外でやれ
ワカバ、吸い殻が落ちているぞ
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