第十四話 話をしてその十一
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「けれどそれ以上は」
「日本にもいないね」
「野生の鰐はね」
「それで欧州には」
とてもというのだ。
「鰐はいないし」
「海にもいないから」
「もうそうなったらね」
「その生きものは恐竜ね」
「鯨やイルカの可能性もあるけれどね」
「その見間違いね」
「けれど宙に舞い上がった時に四本の足をバタバタ動かしていたっていうから」
だからだというのだ。
「鯨やイルカじゃないね」
「アシカやアザラシでもないわね」
「四本足じゃないからね」
こうした生きもの達はというのだ。
「だからね」
「それもないわね」
「そうなると」
それこそというのだ。
「もうね」
「恐竜ね」
「そうした姿の恐竜もいたし」
「いたの」
「モササウルスとかね」
こうした恐竜は最近は大型の水棲爬虫類とされて厳密に言うと恐竜ではないという。
「そうもね」
「言われているのね」
「それでその恐竜が」
「川とか地下水路からなのね」
「ネス湖に入ってるかもね」
「その可能性があるの」
「幾ら何でも目撃例が多過ぎるし」
そして今もあるのだ。
「だったらね」
「ネッシーはいるのね」
「けれどネス湖みは棲息していない」
「達川君はそう考えてるの」
「そうなんだ」
こう一華に話した。
「俺はね」
「そうなの」
「あの辺り他にもそうした話のある湖あるしノルウェーなんか」
この国はというと。
「そうした話がかなり多いんだ」
「ネッシーみたいな生きものがいるっていう」
「そうした絵もあるし」
「あるの」
「そうなの、何でもね」
その絵はというのだ。
「首長竜が二匹で首を絡め合っているね」
「そんな絵があるの」
「そう言われていて骨が埋められているね」
「そうした場所もあるのね」
「あそこはそうしたお話が多いそうだから」
ノルウェーはというのだ。
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