第77話
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誘って修行するよ。ピッコロは悟天とトランクスの相手をしてきたらどうだ?あいつら最近強くなったんだろ?」
「あいつらか…そうだな、そうするとしよう。ただし、今回はあいつらを参加させるわけにはいかん。フュージョンしたあいつらの能力をコピーされては困るからな」
フュージョンしたゴテンクスの力は悟林と悟空、ベジータの次に強いレベルなのでもしセブンスリーにコピーされたらピンチになる。
特にゴテンクスの技には対応に困るトリッキーな技が多いので尚更だ。
「はは、本当にサイヤ人達はとんでもないし…そいつらでも敵わないかもしれないそいつは更にとんでもない化け物だよ」
クリリンとピッコロがそれぞれ修行のために部屋を出ると悟林が悟飯を弾き飛ばしていた。
「ぐ…っ…」
「どうしたの?それで本気?それならさっさと部屋から出ていきなさい」
傷一つ負っていない悟林に対して悟飯は既にボロボロであった。
「フルパワーでやっても姉さんには全然敵わないな…」
「当たり前でしょ、10年サボリ魔にあっさり追い抜かれる程、私は腑抜けてないんだから」
確かに悟飯は修行を再開してから地力は嘗ての全盛期を上回っているが、それでも今の悟林の神の気を使わないフルパワーの半分と言ったところなのだ。
「………まあでも、悟飯も昔と比べても成長したね。まだまだ私達や未来の悟飯には遠く及ばないけど」
「え?」
「でも調子に乗らないように。それくらいは修行してれば当然、お前はようやく一人前に片足を突っ込んだだけなんだからね…寧ろ4歳から修行してたことを考えれば遅すぎるくらいだよ」
悟飯がちゃんとした師匠と環境で真面目に修行をしていれば今とは比べ物にならないくらいに強くなっていたことは未来悟飯が証明してくれたのだ。
いくら若い時期が長いサイヤ人だからとは言え、未来悟飯は最も伸びる時期が過ぎてしまっても最強クラスの実力者へとなったのだ。
伸び盛りの時期から修行していれば間違いなく自分さえ超えられたはずだ。
「パンちゃんとビーデルさんを守りたいって言うならせめてもう少し強くなるんだね。精進しなさい」
「…はい!!行きますよ姉さん!!」
「分かった、悟飯!限界を超えるつもりで力を出せ!!」
悟林と悟飯が拳と蹴りを繰り出し合いながら激しい修行を繰り広げ、途中で悟飯は何度も悟林に殴られ、蹴り飛ばされようとも喰らいついてきた。
時々息抜きに外界で休みを入れつつ修行をし、モロが来る2ヶ月が過ぎた時には悟飯の戦闘力は見違える程に上がっていた。
着ている道着の状態が修行の激しさを物語っている。
「姉さん…そろそろモロが地球にやって来る頃です。もう部屋を出ないと…」
「いいやまだまだ、この程度じゃ
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