第77話
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スとの修行で動きの際の無駄は極限まで削ぎ落とされているのだから。
「何だ何だ?喧嘩は良くないぞ、確かにメルス隊員はリーダー気取りなところが少し気になるが悪い奴ではない。顔だって良く見りゃ愛嬌があると思わないか?前髪見てみろよ、いくら何でも短すぎるだろ?」
「ジャコさん、お父さんは喧嘩しようとしてるんじゃないよ。確かめようとしてるんだ」
「確かめる?何をだ?」
「…うーん、ジャコさん。ここに手合わせ出来そうな場所はないかな?ある程度手合わせした方がずっと分かりやすいよ」
ジャコの疑問に悟林は悟空とメルスが手合わせ出来そうな場所はないか尋ねる。
「手合わせ?隊員用のトレーニングルームならあるぞ」
「そっか、メルス。オラ、おめえの実力を確かめたい。オラと手合わせしてくんねえか」
「分かりました。ではトレーニングルームに行きましょう」
悟空とメルスがトレーニングルームに向かい、中に入ると一定の距離を取って向かい合う。
悟林とジャコ、そして最後のナメック星人の生き残りのエスカが見守る。
「ここは多少の衝撃には耐えられるように作ってあります」
「へえ、そりゃあいいや。よし…そんじゃ、オラから行くぞ」
「…どうぞ」
悟空が突撃し、メルスに激しい猛攻を仕掛けるものの全ての攻撃を受け流し、かわされてしまう。
超サイヤ人と超サイヤ人2に変身してもまるで当たらない。
「……超サイヤ人のお父さんの攻撃が掠りもしないとは凄まじい反応だね」
「メルスさんの力を見ているんですね」
「だが、こんなことをするよりも今年の体力測定の数値を見せてやれば良いのに。こんなの時間の無駄だ。」
「体力測定…そんなことまでしてるんですね」
「因みに上体反らしは3年連続俺が1位だ。」
「…はあ」
果てしなくどうでもいい功績にエスカはどう反応すれば良いのか困った様子だ。
「戦闘力は?」
「え?」
「その体力測定とやらは戦闘力は測定しないの?」
「えっと…戦闘力は…ちょっと分からん。フリーザ軍の使っているスカウターのような戦闘力測定装置の技術は半ばあいつらが独占してるからな……で、でも基本的にみんな同じくらいの強さだぞ。まあ、俺は結構強い方だけどな!!」
「まあ、そうだね。」
他の隊員が光線銃に頼るのが多い中、体術を駆使して敵を撃退出来るジャコは確かに銀河パトロールの中では強い方だろう。
「はあっ!!」
途中で悟空が超サイヤ人ゴッドに変身するが、気の圧力によってトレーニングルームに亀裂が入り始める。
「まずい!や…止めろ悟空!これ以上はここは耐えられないぞっ!!部屋が崩れてしまうぞ!!」
「あ…すまねえ」
ジャコに止
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