帝都終末戦争?
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
かに押し付けられた思想でも、思考を放棄したわけでもない。
僕は、僕が信じたいものを信じるだけだ。
ーずっと一人で修行してきたようだが、お前の人生は、全て無駄だったようだな。
違う。
たとえ僕一人だけだったとしても、お前ら全ての人生より有意義だ。
それに、僕の人生は、無駄なんかじゃない。だって.....
ー...終わりだ。やはりお前の人生は、無駄で無様で無意味だったな。
だって....!!
炎の町の中心で、敵への歓声が響き渡る中、ただ一人、立って叫ぶ。
「僕は、生まれてから一度だって、間違えたことなんてしていない!!!」
傍にあった石を、大佐に向かって思い切り投げる。
「なにっ!?」
光魔法が込められ投げられた石を、大佐は咄嗟に躱した。
その人生に、一つだって無駄は無く。
ただ一人だって立ち上がる。
たった一つ、信じたものがあったから。
我が身全てを、捧げて立ち向かう..!!!
「その体で何ができる?もう諦めろ」
次はもっと上手くやれ。
これまでの失敗は、そのための布石だ。
間違いなんかじゃない。
「次こそお前を殺す。もう結果は《《狂わない》》」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ