帝都終末戦争@
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れた。だから、一人でも多くの人を守らなくてはならない..!!)
手を30度回し、抉るように家ごと勇者を攻撃する。
勇者は別の家に飛び乗ってそれを躱す。
「なにするんだよ」
「お前を倒すのに、少しの油断もできない!お前を倒せないと、全てが終わる..!!」
(そうだ、私は、全ての人類を代表して、お前を殺す..!!)
そのまま、直線上にある住居を風で破壊する。
「ッ!!?」
勇者は咄嗟に避けたが、少なからず負傷した。
(いくら回復速度が速いとはいえ、致命傷を受ければまずい..!!)
そして、勇者と大佐は帝都の中心へと至った。
「来いよ、大佐。次こそ僕が勝つ」
「いいや、百年早いな」
風と光がぶつかり、周囲の建造物が破壊される。
「ッ!!!」
風に押され、勇者の剣が飛ばされた。
(今だ。人類の敵を倒す!!)
そして、帝都中央のある建造物が吹き飛ばされた。
(光魔法は万物に込めて放つことが可能。なら...)
勇者は、大佐の前に飛来するあるものまで跳んだ。
「終わりだ」
勇者は、落下する《《処刑台》》の紐を下ろして刃を飛ばした。
「第二章『断罪』」
刃に光魔法が込められ、大佐へ放たれる。
「報いを受けろ」
処刑の刃は、真っすぐに大佐を貫いた。
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