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タイトル案は第一話に記載しています。
魔王城最終攻略作戦@
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、この世から全て消え去った。


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ー魔王城ー


勇者が城を突き破り、侵入して攻撃を仕掛ける。

「勇者!?」

アルフレート少佐が驚嘆の声を発する。

「どうやら生きていたようですね。ですが、ここで仕留めます」

勇者の元まで、氷の足場が連なっていく。

その上を、アルフレート少佐は駆け抜けていった。

「よくも、人類を裏切ってくれたな..!!!!!」

「それはこっちの台詞だよ、少佐」

(こんな、裏切り者に、負けてたまるか...!!!!!!)

「『秘剣抜刀、零阿修羅(ゼロアシュラ)』 !!」

「第二章、『断罪』」

輝く光に、激しい剣戟が振り落とされる。

(少佐の攻撃にしてはなかなか重いな。一撃に力を込めたか)

(まともにあいつとやり合っても、勝ち目はない..!!ほんの一瞬でも、あいつを凌駕する...!!!!)

「第三章、『神罰』」

強烈な光が、アルフレート少佐に向かって放たれる。

(このまま打ち合っても勝てない..!!一撃、何としてでも躱す..!!)

壁際まで大きく旋回し、光をなんとか躱した。

「『一刀踏破、改狂薙(カラクレナイ)』!!」

「第三章、『神罰』」

光よりも、少し先に剣戟が入る。

それを受けて、勇者は僅かに後退した。

(この機を逃すな..!!俺の勝機は、ここだけだ!!)

「『因果切断、紅月舞(アガツマイ)』 !!」

光よりも先に、剣戟を繰り出す。

勇者はそれを、後ろへ跳んで躱した。

(剣戟を繰り出すのが速いな。だが、それだけだ)

「第四章、『執行』」

裁きの光が少佐へと落とされる。

(勇者は後ろへ跳んで体勢を崩している..!!今なら、打ち勝てる!!)

「『風雷一閃、刹那残影(セツナザンエイ)』 !!」

剣戟は、光を跳ね返した。

(少し、侮っていたよ、少佐)

(この剣戟の速さだけ。お前に勝てるのは、そこだけだ。でも、それだけで十分だ!!)

「『終極奥義、暁闇(アカトキヤミ)』!!」

最速で、勇者を断ち切るべく剣戟が放たれる。

(残念だったな。光は、自在なんだよ)

「第五章、『審判』」

地面に剣を突き刺し、光が少佐の足元から突き出る。

「なっ..!!!???」

少佐は後ろへ跳んで、その光を躱した。

距離およそ数メートル。
勇者と少佐が向かい合う。

「どうして、そんなに才能に恵まれているのに、こんなことし
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