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タイトル案は第一話に記載しています。
魔王城最終攻略作戦@
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「ああ。答えてくれて感謝するよ」

「では、始めようか。人類と魔族、どちらが生き残るか決める戦いを」

魔王が開戦の合図を執る。

「気を付けてください。アレの心音は変です。何か仕掛けがあるかもしれません」

心音の異常を感じ取ったブリュンヒルト中佐が忠告する。

「了解、気を付けます」

「いくぞ!!戦闘開始だ!!」

そして、魔王と人類の精鋭がぶつかり合おうとした。

そのとき。

天井の一部が、真っ二つに斬られたように崩れた。

「勇者!?」

そして、人類に光の剣が下された。

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ー魔王城 周辺ー

魔族と相対するのは、ここまで生き残った人類軍の全戦力およそ数十人。

無数の歩行型が、人類を取り囲んで、突き進む。

「やるぞ!!まずは風で動きを止めろ!!」

空を飛び回る飛行型を、風で牽制する。

だが、その隙を突いて闇魔法の砲撃が飛んでくる。

「来るぞ!!防げ!!」

氷の防壁を用いて防ぐ。

そして、人類軍は、氷の上に乗り、高所を取った。

「撃て!!一匹たりとも余さず殺せ!!!」

地面に、残存する全ての樽型爆弾、およそ数百が放たれる。

「いけぇぇぇぇ!!!!!」

炎魔法が放たれ、地上が大きく爆発した。

「やった..!!」

辺り一面が燃え尽き、世界から魔族歩行型が消滅した。


だが、闇の砲撃によって、氷が崩され出す。

「くそっ..!!」

その隙を突いて、魔族飛行型が攻撃を開始した。

「ぐあああ!!!!」

飛行型は、牙で人類を噛み砕いていく。

「お前、だけでも、仕留める!!」

身を?み砕かれながらも、人類は応戦し、飛行型の数は半分まで減った。

「もう、氷がもたない!!」

氷の足場が、崩れ落ちようとした。

「まだだ!!落ちる前に、こいつらを堕とす!!」

足場から落下する寸前、風魔法が飛行型の残りを地面へ叩き落した。

「今しかない!!飛行型を殲滅する!!!」

闇の砲撃による損害を受けながら、人類は、魔族飛行型を全て殲滅した。

「残りは魔法型か!!分かれて突っ込むぞ!!狙いをバラけさせろ!!!」

そして、人類は魔法型へと駆けていく。

多くの命が、砲撃によって失われた。

それでも、人類は魔法型をなんとか殲滅することに成功する。

「終わった、か...」

後に残ったのは、人類軍僅か十人だけだった。

この瞬間、魔王以外の魔族は
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