特別編 ウルトラカイナファイト part2
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るのだった。衝撃によって噴き上がる土砂が天を駆け上り、大空に巨人の来訪を報せている。
『お、お前達……!』
未熟だった6年前のカイナよりも、さらに若い5人の後輩ウルトラマン。その背中は「1年間の地球防衛」という大役を経て、カイナの想像よりも遥かに逞しく成長していたのである。
今この場に集結した6人のウルトラマン達の中では、最年長であるカイナも思わず息を呑んでしまう。それほどまでの「進化」が、「後輩達」のオーラに現れているのだ。
『数だけ揃えて、互角に持ち込めたつもりか。……やはり若造だな、実に浅はかだ』
そんな若獅子達の気迫を前にしても、テンペラー軍団を率いる首魁は全く動じていない。彼が従える5体の怪獣も、美味そうな獲物が増えたと喜んですらいる。
――6対6。この状況に至り、地球の命運を賭けた最後の死闘はようやく、第2ラウンドへと移行したのだった。
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