第76話
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流石の悟林もモロのような奴に協力する連中に慈悲を与えるつもりはない。
生かしてはやるが、殺しはしない。
それだけである。
悟空とベジータもかなり減った囚人を蹴散らしていく。
「お…おい、こいつら普通のタイムパトロールとは違うぞ…!」
「つ…強すぎねえか!?あんなにいた仲間が一瞬であんなに…」
先程の悟林の気功波で仲間の大半を半殺しにされた囚人達の勢いが衰える。
「おい!何を怯んでやがる!どんどん掛かれ!また銀河パトロールに捕まりたくなければモロ様に従うしかないんだぞ!行け!束で掛かれば必ず倒せる」
宇宙船から再び降りてくる囚人達。
「ちょっと、いい加減力の差が分からない?私も出来れば殺したい訳じゃないんだけど?」
「う、うるせえ!またあんな所に捕まってたまるか!!」
囚人達が悟林の言葉に聞く耳持たず、飛び掛かってきた。
メルスのバリヤーが薄くなり始めているのを感じた悟林はこのままでは確実に不利になると判断して最早加減をするのを諦めた。
「はあ、もういい加減………しつこいんだよ!!」
気爆破で飛び掛かってきた囚人達を消し飛ばし、怯んだ囚人達を一撃で始末する。
悟林がペースを上げたことで囚人の数がどんどん減っていく。
「おい!悟林!飛ばし過ぎるとバテちまう…えっ?」
「うっ!?」
超サイヤ人ブルーから超サイヤ人ゴッドにパワーダウンした悟空とベジータ。
「え!?お父さん、ベジータさん、どうしたの!?」
回転しながら気功波を放って周囲の囚人を一掃した悟林は、パワーダウンした2人に驚く。
「モロがまたエネルギーを吸収し始めた!!」
大界王神が指差した先には宇宙船の甲板でエネルギーを吸収しているモロ。
「あいつ…いい加減にしろーーーーっ!!」
「私が行きましょう」
甲板から飛び降りた男が悟林に突撃し、殴り掛かるが、悟林はそれをかわす。
「邪魔なんだよ!!退けっ!!」
「ぐあっ!!」
腕の一振りで弾き飛ばし、悟林はモロに突撃する。
「一撃で仕留めてやるっ!!!」
「チッ!!」
殴り掛かる悟林にモロはエネルギーを喰うと左手で受け止めようとするが、悟林は不敵な笑みを浮かべる。
「究極界王拳100倍!!」
攻撃の瞬間に100倍の究極界王拳を発動してモロの受け止めた腕を粉砕する。
「ぐおお…っ!」
「終わりだっ!!」
とどめを刺そうとする悟林だが、モロは咄嗟に魔力で悟空とベジータを地面に押し付けた。
「「がっ!?」」
「お父さん!?ベジータさん!?くそおっ!!」
倒れた2人を攻撃しようとしている囚人達を蹴り飛ばして悟林は2人を抱えて距離を取ると最
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