第76話
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このままモロのパワーが上がっていくと悟空とベジータでも手が出せなくなる。
「いざとなったら私が1人で倒す。あんな奴…100倍界王拳で…」
あの大会から修行を続けて100倍界王拳を極めることに成功したのだ。
だからまだ悟林にはまだ余裕があったが、もしモロのパワーアップに限界がないのなはそれも分からない。
焦る3人の後ろにメルスの宇宙船が現れる。
「3人共、乗って下さい」
メルスの宇宙船に乗り込んで悟林がメルスに大界王神が未だに封印技を撃たない理由を尋ねる。
「メルスさん、どうして大界王神様は封印技を撃たないの?もしかして動きを止めないといけないの?」
「いえ…恐らく今の大界王神様にカイカイマトルを撃つ力は残っていないのかもしれません…」
「へ!?何で!?」
「先程ブウさんが技を使おうとした時に気が付きました」
「お…おい、切り札だったんじゃねえのか!?」
肝心の対モロ用の切り札が使えないことに悟空達は驚く。
「そのつもりでしたが…」
「どういうことか説明しろ」
取り敢えず何故、大界王神が封印技を使えないのか尋ねるベジータ。
「恐らく…過去にブウさんが分裂してしまっているのが原因です。」
「分裂!?あいつそんなことも出来んのか?」
ブウが分裂することまで出来ることにジャコが驚いているが、そんなことよりも聞かなくてはならないことがある。
「…昔、ブウが善と悪に分かれた時だね?今のブウとガリガリのブウが現れた時」
「はい…」
当時の悟林はブウの分裂の現場には居合わせておらず、そもそも死んでいて地球から遠く離れた界王神界にいたので詳しくは知らないが、ピッコロ達から当時のことは聞いていたのだ。
馬鹿な地球人のせいでブウの悪の心が肥大化してガリガリの魔人ブウが生まれたのだと。
「気色悪い奴だよな…あいつ体から腕が生えてきたりもするんだぜ…」
緊張感がないのか、ジャコはエスカにブウの能力について言うが、ブウ程ではないにしろナメック星人もかなり不思議な種族である。
「僕達も失った腕は映えてきますけど…」
「え?そうなの?」
「後、分裂は無理ですが同化なら出来ます」
「流行ってるのか?そういうの…」
外見を除けば不思議な能力を一切持たない…敷いて言うなら視力を除けば普通の種族であるジャコにはブウもナメック星人も同じくらい不思議な存在となるのであった。
「ようするに、昔私達が倒しちゃった悪のブウに大界王神様の力を持っていかれたんだね?正確には神力が?」
「…恐らく、大界王神様の神力は当然容姿の特徴を受け継いだ良いブウさんの方にうけつがれているものだと思っていましたが…受け継いだのは悪い方のブ
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