第76話
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船が飛んできた。
「悟林!モロは!?」
「ごめんお父さん、逃げられた…ナメック星人の人達はフリーザ軍の生き残りに殺されたみたい…そいつもモロに殺されちゃったけど…」
「あいつ…仲間まで殺したんか…!」
仲間まで平然と殺すモロに流石の悟空も怒りを露にする。
「それであいつの願いは何だ?」
「分からないよ、でも魔力の回復は叶えられたと思うから残りの願いは何なのかは…」
「悟林さん、悟空さん、ベジータさん。モロは?」
降りてきた宇宙船からメルスが飛び出して尋ねてくる。
「ごめん、逃げられた。気も消せるようだから場所が分からない」
悟林が答えるとブウも宇宙船から出てきた。
「…あいつまだここにいる。あいつ魔力が戻っただけで強くなったわけじゃない。だからこの星喰べようとするはず」
ブウはそう言うと倒れているナメック星人の子供に歩み寄る。
「ブウ?」
何をしようとしているのか分からない悟空は不思議そうにブウを見つめる。
ブウは子供に両手を翳すと魔法で治療を施すと、子供が目を覚ました。
「エスカ!」
起き上がったエスカと言うナメック星人の子供に悟空とベジータが驚く。
「悟空さん、ベジータさん!」
「まだ生きてたから治せた。他の2人は治せない、ごめん」
悟林が来た時には既に2人は死んでいたので、いくらブウの力が強力でも死者を蘇らせることは出来ない。
誰もが苦々しい表情を浮かべるが、突如大地が震え始めてそれどころではなくなる。
「だ…大地が震えている…!これは一体…!?」
「モロだ!一気に星のエネルギーを吸い上げてやがる…!」
上空を見上げる悟空に全員が上を見上げる。
恐らくモロは大気圏にまで移動してエネルギーを吸収しているのだろう。
「あいつ…この一瞬であんなところまで…まずいぞ、これまでとは桁違いのスピードだ…!」
焦り始める悟空達だが、ブウが2人に触れることで体力を全快にする。
「た…体力が完全に戻ったぞ…!サンキュー、ブウ!」
悟空が礼を言うとブウの姿が変化し、気も神特有の物に変化した。
「え!?その姿…界王神様に似てる…」
「と言うことは…大界王神様…!?」
界王神と同じポタラをしているのだから間違いないなく大界王神であろう。
「みんな、初めましてだね。モロと闘っている間だけブウと交代させてもらうことにしたよ。まだ間に合う、あいつがこの星を喰ってしまう前にみんなでやっつけよう。」
突然の大界王神の登場に困惑する一同だが、確かにその通りなので悟空は頷いた。
「そうだな、急ごう!よし!じゃあ捕まれ、悟林、ベジータ、大界王神様」
瞬間移動でモロの元に向かうので
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