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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百八十九話 それぞれの世界を越えて〜絆を結ぶブイヤベース〜その七

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「逆にね」
「王様だけがそうで」
「国は結構上手くいってるの」
「そうなんですね」
「クローバー王国はね」
「トップは物凄く優秀か何もしない馬鹿がいいってことだな」
 ヒルダはこう解釈した。
「そう言われると確かにそうだな」
「ああ、それ俺もわかる」
 ろくろはヒルダの言葉に頷いた。
「こっちなんかパンツ男がトップだからな」
「大変だよな、そっちは」
「何かとな」
「やっぱりトップは大事ですね」
 クローディアはそのトップとして述べた。
「本当に」
「確かに馬鹿もトップに向いている」
 ディルクも話に入ってきた。
「座っているだけだとかえって優秀な奴がやりやすい」
「そうかしら」
 エミリアはディルクの言葉に首を傾げさせた。
「やっぱり責任ある立場だと」
「あんたはそう考えるな、しかしな」
「無能でもいいの」
「ああ、傀儡でもな。ただな」
「ただ?」
「傀儡もそれなりに能力がないと出来るものじゃない」
 こう言うのだった。
「全くの無能だとな」
「傀儡も出来ないの」
「まあうちの汪様は色々あるがな」
 ヤミも自国の汪について述べた。
「王様やれるだけものもはまだあると言っていいな」
「全くの無能って訳でもないな」
「あれはあれでもな」
 それでもというのだ。
「周りが充分動いて国がやっていけてる位だ」
「なら大丈夫だな」
「ああ、まだな」
「本当に全くの無能だとどうしようもないからな」
 基樹も言うことだった。
「座ってるだけならともかくそこで出鱈目やったり何の為にいるんだってことばかり言う様ならな」
「どうしようもないな」
「完全に無能だとな」
 基樹はディルクに応えてさらに言った。
「座ってることさえな」
「出来ねえだろ」
「ああ、もうどうしようもねえな」
「だからまだだ」
「座ってるだけならか」
「無能と言われてもそれ位は必要だ」
「ううん、そう言われてもわからないわ」
 エミリアはまだこう言った。
「座ってるだけでもそれなりの能力が必要なんて」
「それならうちの汪様もだな」
 ヤミが応えた。
「わからないな」
「ええ、無能でもね」
「そう言われていてもな」
「それなりとなるのね」
「そうさ、兎に角どうしようもない無能だとな」
 ヤミはエミリアにさらに話した。
「もうな」
「王様どころかなのね」
「誰にもどうしようも出来なくてな」
「国も潰れるの」
「そうなるんだ」
「まあ程々に無能ということじゃ」
 この話を最初にしたクロノワールの言葉だ。
「暴れる白痴ではどうにもならん」
「実は王様光魔法使えるしな」  
 マグナがこのことを言った。
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