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「鈴花 昨日ねー」と、朝会った時呼びかけたら
「あぁー あれから、喧嘩せんかった?」
「ウン まぁな あんなー あの時、蘭ちゃんとキスしてたんとちゃうねんてー ウチ等のかん違いやってん」
「ハァー ウチ なんも キスしてたなんてゆうてへんやん 真珠 変なこと考えてたんー」
「えー だって 鈴花 ウチの袖 引っ張って…」
「うふっ うそだよ ちょっとからかってん 良かったね 違って」
「このー 鈴花のアホっ バカ」と、私は鈴花ちゃんの胸を軽く叩いていったら
「うふふー 真珠 遠慮なしに 真っ直ぐ ウチに向いてくれてありがとうね そーいう風に・・ 真珠が初めて」
「何 言ってんのん 当たり前やんかー」
授業が始まる前に、先生に昨日の昂君のテスト渡しにいったんだけど
「先生 これっ 昂君の 私が代筆したんだけどね まだ 鉛筆握るの痛いんだって」
「そうか ご苦労さん しばらく 頼むわー お母さんからは、元気にしているって聞いているけどな どれっ うーん さすが、出来てるなぁー」
「そうなんですか 出来てるー?」
「うん あいつ 算数は出来るよー でもな、問題をバカにしてるとこあってな ほれっ 見てみな 一番最初の問題 みんなが出来るとこ ここだけ間違っているだろー 問題バカにしているから さーっと やってしまうんだよ 適当にな だけど、その後の問題はちゃんとやるんだよ 普通にやってくれれば いつも、満点なんだけどなぁ」
「そうなんだー 昂らしいね」
「こう言っちゃぁーなんだが 織本も、こんなふうにやってれれば 自分にも身についてくるんで良いんじゃぁ無いかな」
「先生 ウチって バカですみませんね」
「いや そんなことじゃぁなくてね 勉強ぐせがつくかどうかの問題だから・・ 君もやればできるよ あぁ そうだ 今日 終わった後、先生もお見舞いに行くよ」
「先生 昂君は嫌がるかもわからへんよー」
「織本 勝手に決めるなよー 先生だって 一度は、行かないとな― 駄目かー?」
「うーん 許す」
「織本 早く 席に戻れ 授業始めるからな 最初に当てるから・・覚悟しとけよー」
その時、又、私の小悪魔出てしまった。
「先生 それって パワハラやでー ウチにやから、ええけどなー」
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