暁 〜小説投稿サイト〜
俺様勇者と武闘家日記
第2部
エジンベア
美少女コンテスト最終審査・中編
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
つきながら、王女とともに城門へと向かう。
 だがすぐに、異様な気配を感じ足を止める。今まで薄まっていたものが、一ヶ所に凝縮されたような感じだ。
「止まって!!」
 私は一声叫ぶと、後ろをついてくるヘレン王女を手で制止した。城門までは目と鼻の先だが、ここは迎え撃つ覚悟をするしかない。
「何!? 何事ですの!?」
「まだいたみたい……!」
 苦々しげにそう呟くと、私はヘレン王女を庇うように後ろに下がった。
 そのとき、ざあっと一陣の風が吹いた。そしてそれが収まった瞬間、空から一体の人影が降りてきた。
『こんなところに人間がいるとはな……』
 喋った!? まさか、魔物じゃない!?
 その禍々しい気配と共に現れたその存在を前に、 私はただ戦慄するしかなかった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ