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タイトル案は第一話に記載しています。
作戦会議-Fourth-
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が。急に勇者とか言って入ってきて、大した活躍もしていない人が。そういえば、フランク少佐は一緒に穴に潜って死んだとか」

「侮辱..だ。取り消せ。フランク少佐は、僕を守って、死んだんだッ!」

誤魔化すのにも慣れて来たな。上出来だ。

「いいや、こいつはやってないよ」

そこで、ローゼマリー中佐が言った。

「まず、デッドライダーの首を獲ったのはこいつだろ?そして、セルコー討伐戦では私を身を挺して助けた。これに、裏切り者としてのメリットはない」

「やだなぁ。冗談ですよ、中佐」

「このまま話していても埒が明かない。作戦の概要を説明する」

大佐が話し始める。

「今回、知っての通り調査隊は向かわせていない。即ち、情報はかなり少ない」

狙い通り、だ。これで、大幅に不利になったな。

「今ある情報は、ギレイス宮殿に敵が潜んでいるだろう、ということだけだ。四天王No.4の情報はない。したがって、仮称『ゴルゴーン』とする。また、セルコー討伐戦にて現れた新型の魔族を呼称『悪魔』とする」

これだけの情報じゃ、大した作戦も立てられないな。

「よって、今回の作戦名をギレイス攻城戦とする!作戦場所はギレイス宮殿、討伐目標を過小『ゴルゴーン』とする!情報はない。ただ、攻め落とすのみだ」

そうして、今回の作戦会議は終了した。

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へぇ、あそこがギレイス宮殿か。

アリシデェタ様を脅かす者、光魔法の使い手。

私が、必ず始末してきます。


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