第75話
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
のクサヤ部隊からまた連絡が来まして…孫悟空さんとベジータさんの生命反応をキャッチしたようです!」
「おっ、あいつら生きてたか」
「良かった…」
「取り敢えず最悪の事態は免れました」
最悪の事態は免れたことに悟林は安堵の息を吐き、ジャコは通信機を見遣る。
「少ししたら一応ブルマに連絡しといてやるか…」
強制的に切ってブロックまでしたのだから少し間を置かないとまた喚かれることが確定しているので即座の連絡はしないことにした。
それからブウは大量の食事を摂ってまた寝ようとしていたので悟林が強制的に宇宙船に乗せた。
「これからモロと闘うけど、私は出ない方が良いのかな…今のモロなら私のフルパワーで倒せるけど…」
ナメック星に向かう途中でモロの能力を思い出した悟林は宇宙船待機かと思っていたが、メルスが悟林に触れると一見では分からないバリヤーのような物が張られた。
「…秘密ですよ、モロのエネルギー吸収を防ぐバリヤーです。気が外に出るのを防ぐことが出来ます」
「メルスさん…あなたは…」
普通の人間では出せない神のような力を感じ取った悟林はメルスの正体に何となく気付き始めていた。
「ただの銀河パトロール隊員です。この宇宙を守るためにあなたの力を貸して下さい」
「……勿論!!」
「…では行きますよ!!」
「お父さんとベジータさんもまた無茶しちゃって!!」
ナメック星に降下すると弱々しい気の悟空とベジータが無謀にもモロの乗る宇宙船に突撃しようとしていた。
「悟林さん、宇宙船を墜としますよ」
「了解」
宇宙船の外に出て狙いを定めると、メルスが右翼、悟林が左翼を破壊して撃墜する。
そして出てきた山羊のような男が…。
「あれがモロだね!?」
「はい!」
「よーし!ぶっ潰してやるよ!!今度は加減なんか要らないよね!?」
「勿論」
「行くぞモローーーっ!!」
モロに突撃する悟林。
悟林の気にモロが上等な餌が現れたと思ったのか笑みを浮かべていた。
闘いながら悟林のエネルギーを吸収しようとして違和感に気付く。
悟林のエネルギーが吸収されないことに。
「究極界王拳!!」
最初から全力で向かい、モロの顔面に拳を叩き込んでダメージを与える。
「ぐっ…!?」
「良いねえ、調子に乗ってる馬鹿の余裕を粉々に打ち砕くのはさ」
仰け反っているモロの腹に拳をめり込ませ、蹲っているモロに数千発も拳を叩き込んで滅多打ちにし、地面に叩き付ける。
「うおりゃあああああっ!!」
闘えなかったことなどの鬱憤を含めてモロに拳を叩き込むと骨が砕ける音と共に地面が大きく陥没した。
「悟林さん!」
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ