第四百八十九話 それぞれの世界を越えて〜絆を結ぶブイヤベース〜その一
[8]前話 [2]次話
第四百八十九話 それぞれの世界を越えて〜絆を結ぶブイヤベース〜
ペコリーヌ達はそれぞれの世界の戦士達と出会った、すると。
キャルは驚いてだ、こう言った。
「あれっ、ペコリーヌ何人いるのよ」
「わからなくなったね」
「え、ええ」
ユウキにも答えた。
「もうね」
「そっくりさんが多くてね」
「もう誰が誰だか」
「他の方もです」
コッコロはペコリーヌ以外の仲間達も見て言った。
「もうどなたがどなたか」
「はじめまして」
エリザベスはミヤコに笑顔で挨拶をしていた。
「これからは一緒に戦っていきましょう」
「ええ、こちらこそね」
ミヤコも笑顔で挨拶をした。
「宜しくね」
「はい、仲良く」
「こうしたことってよくあるから」
芳佳が笑顔で言ってきた。
「楽しいよね」
「確かに」
マツリは芳佳のその言葉に頷いた。
「この自分が誰かわからなくなる感じが」
「私もだったしね」
「この状況を楽しめばいいのね」
「そうなの」
「もうこんなことで騒いでも仕方ねえぞ」
直枝は大きな口を開けて腕を組んで笑って語った。
「楽しむものだよ」
「むしろ楽しまないと」
リンが応えた。
「駄目ね」
「俺も俺が誰かわからなかったしな」
「というか君一人称俺だけれど」
リマは直枝のそのことに突っ込みを入れた。
「実は結構乙女?」
「まあそこは言うなよ」
直枝はリマのその指摘に顔を赤くさせて応えた。
「恥ずかしいからよ」
「じゃあそうするね」
「ああ、頼むな」
「そういうことでね」
「しかしね」
アクアはエリザベスの横で言った。
「皆いい娘そうで何よりよ」
「そう言うあんたもな」
アクアにラビリスタが笑顔で突っ込みを入れた。
「そうみたいだな」
「あら、そう言ってくれるの」
「根はな」
「確かにそうであるな」
パイマンはラビリスタの今の指摘に真顔で頷いた。
「この女いや女神は色々抜けているであるが」
「それでもよね」
「大事なものは全部持っているである」
それがアクアだというのだ。
「若し人間でも性格がいいである」
「そうね」
「そうした者である」
「結構助けてもらってるぜ」
イレーネが笑って話した。
「魔法凄いからな」
「回復も攻撃もかなりである」
「そうだよな」
「しかしまた皆多いね」
ナオミはペコリーヌ達を見てメンバーの数を指摘した。
「誰が誰か早く覚えるわね」
「ああ、そうしないとな」
アスタはナオミのその言葉に頷いた。
「俺も頑張らないとな」
「あの、ひょっとして」
アキノはアスタに尋ねた。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ