第六話 鬼狩り穿つ猛毒姫
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することを推奨しているはずです....」
「....そーいや属性についてやったなぁ」
「属性によって有利不利がある...ッスね」
「....こいつは元々すごく風化した双剣なんだ。少し強化したところで村長が『いにしえの竜骨』と『古龍の血』をくれてな。このお陰でコレに強化できたんだ」
3人が話してるところに、一旦離脱したドラコが戻ってきて武器について話す。
「ドラコ....まさか火山で採掘しまくったんか?」
「資金稼ぎも兼ねてな....。途中主任...ウラガンキンに出くわしたけどw」
「wじゃないっスよ!」
「一種の修行....でしょうか」
「修行と資金稼ぎの両方だな。」
ドラコが加わり4人の攻撃は激しさを増した。リオレイアの尻尾や火炎弾を躱しつつ高威力の攻撃を叩き込んでいく。
「っしゃああ!トドメだァァァ!」
ドラコの凄まじい勢いの乱舞に圧倒されるリオレイア。そしてとうとう地面に倒れ伏した.....
「た、倒したっス!」
「っしゃ、剥ぎ取りや。...毒の棘には注意やな」
「ドラコ様を侵した猛毒....危険ですね」
「なあ、剥ぎ取りは一旦待ってくれないか」
リオレイアの亡骸を剥ぎ取ろうとした3人を呼び止める。
「は?どないしてん?」
「もしかして自分だけが剥ぎ取りをしようとしてるんスか?」
「見損ないました....」
ドラコの発言を迷惑ハンターがよく言う発言と受けとったのか、3人はドラコを非難する。ドラコは慌てて自分の真意を伝えた。
「ちょ!?違う違う.....そういう事じゃないんだよ。このリオレイア、普通のやつじゃないから、専門家に調べてもらった方がいいなと思ってさ」
「あー....せやな...」
「罠も効かなかったッスし、普通のリオレイアより大きくて獰猛だったッスね...」
「なるほど.....。確かに、今まで見たリオレイアとは違いますね。...ドラコ様の意見は一理ありますが....剥ぎ取った素材でも十分では無いでしょうか?」
「...そりゃそうだな...」
「弱っ!?ドラコ弱っ!?」
「秒で論破されたッス!?」
クリスティアーネが一歩上手だったようで、ドラコは秒で論破されてしまった。
「首と尻尾の棘は俺が持って帰って専門の人達に調べてもらうことにするよ」
「うっかり毒に侵されへんようになー」
「....大丈夫だよ!」
兎にも角にも、クエストはクリアである。
その後、リオレイアを調べてもらったのだが....
どうやら、嵐に巻き込まれたかのような傷跡を持ち、百竜夜行に関連がありそうなモンスターだと分かった。
このままだと百竜夜行を率
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