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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第84話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!前編
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 急に朱乃にイッセーとの関係を聞く黒歌だったが、朱乃は余裕をもって返した。だが続けて朱乃が黒歌にそういう事をしたいのかと聞くとかなりピュアな答えが返ってきてちょっとショックを受けていた。ギャスパーはそれを聞いて顔を赤くしていた。


「あっ、二人ともアレを見て」
「えっ……うわぁ、大きな蜂の巣ですぅ!」
「あの煌めく宝石のような液体が蜂蜜なのかしら。凄く綺麗ですわ」


 黒歌の指を刺した方には巨大な蜂の巣がありそこには溢れんばかりの蜂蜜があった。だが直に何かが巣から大量に現れた。


「お、おっきなハチですぅ!?」
「アレがハニードラゴン?凄い数ですわね……」
「二人とも気を付けるにゃん、ハニードラゴンの毒針は当たったら人体なんて簡単にボロボロにしちゃうからね」
「ええっ!?」
「ほら、来るにゃん!」


 黒歌はそういうとハニードラゴンの群れに突っ込んでいった。それに続いて朱乃とギャスパーも向かっていった。


 ハニードラゴンの群れは三人に目掛けて毒針を放ってくる。三人は旋回しながら毒針をかわしていく。


「万雷!!」


 朱乃は事前に用意していた雨雲を異空間から呼び出して広範囲に及ぶ落雷をハニードラゴンの群れに浴びせた。電圧を弱めているので死にはしないが痺れたハニードラゴンたちは海に落ちていった。


「風遁・カマイタチの術!」


 黒歌は印を結ぶと広範囲に巨大な風の渦が生まれてハニードラゴン達を飲み込んでいった。本来はズタズタに切り刻んでしまうが、威力を抑え更に自分の氣を風に混ぜてハニードラゴン達の氣の流れを乱して飛べないようにしていく。


「ううぅ……二人とも凄いなぁ……」


 近接戦闘しかできないギャスパーは神器でハニードラゴン達や放たれた毒針の動きを時間ごと止めてサポートしていた。


 だが直に新たな増援が巣から現れて襲い掛かってくる。これではキリがない、そう思った朱乃再び万雷を放つが直ぐに増援が現れる。


「わわっ!?また増えちゃいましたぁ!?」
「これではこちらの魔力が先に尽きてしまいますわ!」


 ハニードラゴン達は隊列を組みながら見事な連携で朱乃達を追い詰めていった。


「くっ、猛獣ながら見事な動きですわ。まるでコンピューターで操作しているかのような連携ですわね!」
「このままじゃやられちゃいますぅ!」


 今は必至に回避しているがこの大群の攻撃が一回でも霞めたりしたら即アウトという過酷な状況が朱乃とギャスパーと精神を削っていく。


「おっと危ない」


 そんな中ギャスパーに当たりそうになった毒針を黒歌が風の刃で弾いた。


「く、黒歌さんはもしかしてハニードラゴンに楽に勝
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