暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第84話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!前編
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歌らしいんです。何でも昔この歌を歌った海賊が鯨と仲良くなるというおとぎ話があって……この世界では色んなおとぎ話があってそれぞれに歌があるらしいんです。私は聖歌を歌っていたので興味があって色々調べていたからこの歌も知っていたんです」
「それでミルクジラに試しに聞かせていたのね。効果はどうかしら?」
「どうやら気に入ってくれたらしくてリラックスしてくれました」


 アーシアの説明を聞いたリアスは彼女が歌を聞かせていた理由を知り笑みを浮かべた。ミルクジラもリラックスした様子で嬉しそうに尾を動かしている。


 するとミルクジラは勢いよく潮……ではなくミルクを噴き出した。どうやらバクンウニとエビフライがいなくなりアーシアの歌でストレスがなくなったようだ。


「キャー?甘ーい?まろやかで濃厚な味わい!今まで飲んだミルクなんて比じゃないくらい美味しいわ!」
「それでいて喉越しもさっぱりしていて後味も全然くどくない!何杯でもいけるね」
「でもいっぱい飲んだら虫歯になっちゃいそうです?でも止められません?」


 リアス達はミルクジラの出したミルクを飲んでみたがあまりの美味しさに飲むことに夢中になっていた。


「でも程々にしておかないとね。じゃあミルクをたっぷり貰って帰りましょうか」
「はい、部長」


 リアス達は入れ物にたっぷりのミルクを入れてミルクジラにさよならを言うとフロルの風を使って会場に戻ったのだった。


―――――――――

――――――

―――


 朱乃、ギャスパー、黒歌はココが求める究極に甘い食材を求めてハニードラゴンの巣に向かっていた。


「まだ着かないのでしょうか?」
「もうちょっとで着くはずだにゃん」


 少し疲れたのかギャスパーがそう言うと黒歌がもう少しだと励ました。


「でも黒歌さんって悪魔でもないのにどうして飛べるのですか?」
「風遁の応用で体から気流を出して浮かんでいるのにゃ」
「器用ですわね」


 ギャスパーは黒歌がなぜ空を飛べるのかと聞くと黒歌は風遁を利用して浮かんでいるのだと話す。それを聞いた朱乃は黒歌の技術力に驚いていた。


「ねえねえ朱乃、それよりもイッセーとどこまで行ったの?やっぱりキス?それとも〇ッ〇〇までいった?」
「うふふ、心と体は重ね合わせた……とまで言いましょうか」
「あはは、それってもう答えを言ったようなものじゃん」
「黒歌さんもやはりイッセー君を狙っていますの?」
「うん。でも最初は交換日記からしたいんだよね。そこから手を繋いだりデートしたりして最高のムードの時にキスをして……にゃ〜ん?」
「あらあら……予想以上にピュアで自分が汚れて見えますわ……」
「うう……恥ずかしいよぅ……」

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