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タイトル案は第一話に記載しています。
セルコー討伐戦?
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ろうとした竜に、風魔法の全兵力を食らわせる。

翼によって空気を押し上げ飛び上がろうとするが、吹き荒ぶ逆風によって、空を飛ぶことすらままならなくなる。

「今だ!!畳みかけろ!!!」

藻掻く竜に、ありったけの炎が命中する。
さらに、地に近づいたことで、そこに全ての近接戦闘部隊による剣戟も加わった。

「ここだ!!!ぶった斬る!!!!!」

アルフレート少佐による一刀が、竜に大きなダメージを与えた。

堪らず、竜は全てを振り切って飛び上がろうとする。

「まずい!!逃げられるぞ!!」


「問題ありませんよ。私が対象を固定します」

ブリュンヒルト中佐が、飛び上がろうとする竜の足元に立つ。

『天を穿つは氷雪山(Blizzard Lost Sky)』

地面から突き上がった氷は、竜に張り付いて固まった。

「よし!!攻撃再開だ!!!」

すかさず、炎と剣戟が飛び交う。


「私たちも、攻撃できるはずだよ!!」

防御に回っていた全氷部隊が、氷の先端を尖らせて竜へと放出する。

炎と氷が飛来し、近くでは剣戟が舞う。
それに耐え兼ね、竜は咆哮した。

「このまま決めるぞ!!!」

「爆弾を注ぎ込め!!!」

身動きが取れない竜に爆弾が投げ込まれ、至近距離で爆発する。

人類の最大火力を一身に受けた竜は、更に大きく咆哮した。

「竜の口が光った!!来るぞ!!」

人類軍は迎え撃つ姿勢を取った。

竜は咆哮し、その場で爆発して空高く飛び上がった。

「なに!?自爆だと!?」

全力を出し、竜は一瞬の隙を作って空へと退避したのだ。

「対象の高度、目視100!!まだまだ上昇していきます!!」

「まだだ!!!炎を叩きこめ!!!!」

逃すまいと、全兵力で炎をぶつける。
だが、竜は上昇を止めない。

「対象の高度200!!依然、上昇中です!!」


「もっと火力がいる!!爆弾をぶつけるぞ!!」

「そうか!風魔法で爆弾を飛ばすのか!!」

即座に案が出され、作戦が決行される。

「爆弾用意!!砲撃を開始する!!!」

風に乗った爆弾は、竜の周囲で爆発した。

「よし!!!命中だ!!!!!!!」


「高度300、400、500!!上昇、止まりません!!」

竜は、更に加速して上昇する。

「高度800!!上昇を止めて飛び回っています!!」

限界高度で、回復を待つ。

「高すぎる!!攻撃が届かない!!!」

「このまま続けば不利だ!!何とか、地上に叩き落とさないと」

人類軍は、成す術無く立ち竦んでいた。

すると、

「あの、私にかなり良い考えがあるんですけど...」

ブリ
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