ルガーデ殲滅戦@
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ールガーデ峡谷 南部ー
「囲め!!!!!押さえろ!!!!」
リントヴルムの三頭を複数の兵士が取り囲む。
「大佐!!行けますか!!!!」
「上出来だ。」
兵士たちが炎で注意を引いている隙に大佐が攻撃を仕掛けようとする。
「いくぞお前らぁ!!!!」
周囲の風魔法部隊が大佐に風を集める。
大佐はそれら全てを右の拳で受け止め、拳を握り、三十度手首を左に回した。
イメージの固定化を命名ではなく、手の型によって行っているのである。
「ふんっっ!!!!!!!!!!」
拳を振り、それによって三頭の首が飛んだ。
「すっげぇええ!!!!」
「...別に大したことではない。次に行くぞ。」
大佐は表情をなんとか変化させず、次の獲物を獲りに向かった。
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ールガーデ峡谷 北部ー
「くそっ!!!向こうからの砲撃が痛い!!!
北部の兵士たちを苦しめているのは孤島のようにそびえる場所からの闇魔法だ。
しかし、その孤島にはリントヴルムの二頭が居座っており、迂闊に手を出せないでいる。
「私があいつらを仕留めてきます。」
そう言ったのはブリュンヒルト中佐だ。
「俺も行かせてください。」
そしてアルフレート少佐が助力を申し出る。
「なら俺もついていくぜ。」
そうしてそれなりの数が集まり、孤島への進軍を開始する。
孤島へ行くには橋を渡らなくてはならない。
しかし、橋から大量の魔族が向かってきていた。
「どうする!?このままじゃ行けないそ!!」
「僕がこいつらを落とします!!皆さん離れていてください!!」
橋のちょうど横のあたりの場所でフリッツ少佐が叫ぶ。
放たれた風は、橋の上の魔族をまとめて谷底に突き落とした。
「このあたりの魔族は一通り蹴散らした!僕はこのまま橋を警戒するから、兄さんは別の場所の援護を!!!!!」
「あ、ああ。わかった!!!!!」
戦いが始まり、急に逞しくなった弟に驚いたのか、兄は少し狼狽えた。
そのままその場を去っていく。
ーでも、その隙を僕は見逃さない。
立っていたところの足場を切り崩し、フランク少佐の頭上へ落とす。
これでまず一人、落とすッ!!!
This could be just the beginning......
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