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タイトル案は第一話に記載しています。
作戦会議-Second-
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ゼマリー中佐が答える。
いや、これいい流れだな。乗っかろう。

「確かに、それがいいんじゃないかな。」

「い、いや、でも、敵の強さがまだよくわからない以上、慎重にいくべきじゃないですか?」

フリッツ少佐が恐る恐る言う。なんだこいつ、邪魔するなよ。

「やっぱそうだよな!一箇所にまとまってても勢いでいけばそんなに時間かからないと思います!」

フランク少佐が乗っかる。

「ゲルハルト少佐はどうお考えで?」

大佐が尋ねる。ゲルハルト少佐は何を考えているかよくわからないが、戦闘スタイルからして慎重な性格ではないだろう。おそらくこちら側に乗ってくれるはずだ。



(いや、急に聞かれても何もわからねぇよ!よくこんな難しい話わかるよな。終始意味わからなかったわ。)

「うぅむ...」

(よし、とりあえず長い相槌で時間稼いでっと。えっと、一個前になんて言ってたっけ?)

「やはり一箇所にまとまるべきかと。」


ッ!?なんだと...?

ここはなんとかしないとまずいか。

「いえ、皆さん思い返してください。敵は橋をあえて残していたんです。」

「どういうことだ?」

アルフレート少佐が聞いてきた。

「つまり、敵は橋を利用している可能性が高いということです。なら、敵の数は時間とともに増えていってもおかしくありません。」

どうだ?結構うまくできたんじゃないか?


「ああ。確かにそうだな。」

アルフレート少佐が賛成する。

そして、


「では、今回の作戦を決定する。」


「作戦はそれぞれ分散しての早期撃破とする。以上だ。」


よし、とりあえず何とかなったようだ。


作戦会議は、その一言で終了した。


さてと、次に会うのは戦場だ。


ーお前ら全員、僕が捻り潰してやる。




Next is second war game........
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