暁 〜小説投稿サイト〜
おっちょこちょいのかよちゃん
194 忘れていた恋人
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
て球状の物体が幾つか降って来た。その物体は大きく爆発した。
「ワー!」
「キャー!!」
 三人は何事かと思った。別の集団が来ていた。
「そこの皆様、大丈夫でしたか?」
 西洋風の女性がいた。そして護符を持つ成人女性が一名、他に中学生の女子が一名、そして小学校高学年くらいの女子に小学生くらいの眼鏡の男子、中学生男子、そして戦国武将のような人物がいた。
「今のは私の護符で出した大砲によるものよ」
「貴女は、護符の所有者!?」
「手助けしたるぜ!」
 中学生男子がボールを蹴った。ボールは火花を散らして民衆を襲う。
「あの民衆達にもあの厄介な道具が提供されている。しかも数が多いからさらに厄介だ!」
 ラクシュミーが解説する。
「よし!ならばその機械を壊せばいいのね!」
 護符を持つ女性が護符を出す。
「羽柴さりさん、私も手助けします!」
「私もだ!」
 西洋風の女性が剣を空に向け、戦国武将のような男は槍を地に刺した。
「今よ、機械は壊せたはずだわ!」
「よし!皆の者、やるぞ!」
 中学生の女子がボールのような物を出して陰から民衆に黒い槍で攻撃した。そして眼鏡の男子も神通力などを使用して攻撃する。
「よし、後は私達の攻撃だ!」
 ラクシュミーの軍は剣で光線を放つ。上市の手袋からも青い炎が現れて民衆を薙ぎ払い、田の剣から出た竜も多くの民衆を食殺した。
「うわー!」
「ギャー!」
 民衆はやられた。そして倒された。
「やったか・・・」
 上市達は護符の所有者に礼を言う。
「あの、おおきに」
「いいよ、先に進みなよ。ここは私達がいるから」
「はい!」
「よし、行こうで!」
 領土攻撃班の者達は先に進んだ。
「こちら領土攻撃班、田あや!一つの街を取り返したで!」
 田は通信機で本部に連絡するのだった。

 さり達は奪還した街を見る。
「でもさっきの戦いで廃墟になっちゃったわね」
「大丈夫です。復興できますよ。貴女の護符の能力(ちから)でね」
「あ、うん」
 さりは護符を出した。破壊された建物が別の建物に変貌していく。
「す、凄い、これは・・・」
「ここは我々日本の者が住んでいた地区だった。そこにあの革命なる者を起こした者が侵攻してきたのだろうな」
「そうだったのね」
「ここの屋敷を借りて少し休むといいでしょう」
「ええ」
 さり達は街の屋敷を宿宿借りしながら平和主義の世界の領土を守護する事にした。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ