第74話
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ではない。
「悟林さん、モロの厄介な力は戦闘力の差だけで埋められる物ではありません。潜在パワーが突出しているあなたがここに残っていてくれて幸いです。一度本部に戻って魔人ブウさんを連れてきましょう」
「そんなに焦らなくても、どうやらベジータさんの気からしてゴッドになったようだし…」
「戻りながらお話します。モロの厄介な力を…モロには星のエネルギーを吸収する力があるのはお話しましたよね?」
「うん」
「モロはただ単に星や生命のエネルギーを吸収するだけでなく、残っている記録を見る限り…星全体から奪ったエネルギーをそのまま攻撃に利用することも出来たようなんです。それに星のエネルギー吸収に関しても闘いを介する必要がないのです…」
「…っ!そうか!モロの吸収には星だけじゃなくてそこに住む人や動物や植物のエネルギーも含まれる!つまり、攻撃を受けなくてもお父さん達は弱っていくんだね!?」
つまり悟空が使う元気玉の効果を無制限で使える怪物と言うことだ。
「はい、闘いながら相手のエネルギーを奪う…と言う闘い方が可能なんです。悟空さん達が今どのような戦闘をしているか分かりませんが…闘いを挑むにはあまりにも無知過ぎました…」
「………」
慌ててナメック星の方角の気を探知するとモロと闘っているベジータの気が急激に減っている。
悟空の気も同様に急激な減り方をしている。
「悟林さん、悟空さん達を見捨てるような形になってしまい、申し訳ありません」
悟空達と知り合いらしいナメック星人達を見捨てるような形になってしまったことにメルスは謝罪する。
「気にしないで、メルスさんの説明を良く聞かなかった私達に非があるんだから…それにもし、お父さん達やナメック星人の人達が死んでも最悪地球のドラゴンボールで復活させる。今はモロを倒すのが最優先…ブウがいれば何とかなるんでしょう?」
「恐らく」
地球のドラゴンボールを使うのはモロを倒してからだ。
モロが暴れている最中に復活させてもモロの餌になるだけなので懸命に堪える。
「ところで、メルスさん。私の潜在パワーってそんなにあるの?」
「ええ、少なくてもあなただけでモロの肉体が全快するくらいには…」
「なるほど…これはあまり私は前に出れないか…悔しいなぁ…!」
闘いたいのに闘えないと言うのは常に最前線で闘ってきた悟林にはとても辛い物であった。
取り敢えず悟林はメルス達と共に銀河パトロール本部に戻り、戻る途中でブウが目を覚ましたと通知が来ていた。
宇宙船から降りると他の隊員が迎えてくれた。
「お帰りなさいメルス隊員」
「ご苦労様でした」
「魔人ブウさんが目を覚ましたと聞きました。確かですか?」
「はい、つい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ