第74話
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ナメック星に行ったことがあった…ってな…」
「チッ…またフリーザ軍の生き残りか…余計なことを喋りやがって」
「俺は金にならねえ物には興味ねえし、そんな話信じちゃいなかったが…今のお前の反応から察するにどうやら本当だったみたいだな」
「しまった…!」
「馬鹿だねえ、ザコさん」
冷たい目でジャコを見る悟林。
何で相手に情報を与えるような真似をするのか。
「そいつはその玉を一緒に探してくれる腕の利く協力者を探してたからな…当然銀河刑務所で一番の力を持つモロにも話しただろうよ」
「むむむむ…何と言うことを…!」
「つまりナメック星のドラゴンボールがモロの狙いってことだね。それにしても何の願いを叶えるつもりだろうね」
「俺だったら真っ先に願うのは銀河パトロールをぶっ潰してくれ…だな」
「その程度の願いなら別に大したことないから除外だね。こんな小悪党にさえ舐められてるんだからあっても無くても変わらないよ…多分、力の回復辺りじゃないかな?昔はかなり強かったらしいし」
「おい!銀河パトロールは宇宙の平和を守っている重要な組織だぞ!!」
「その重要な組織様がこんな小悪党の更正すら満足に出来ないんだから、あっても無くても変わらないんじゃないの?自称エリートのザコさん?」
「だからジャコだ!!」
「はっはっはっ!間抜けな銀河パトロールにはお似合いの名前じゃないか」
「「はっはっはっ!!」」
「黙れ悪党!お前らなんか一生刑務所から出られないようにしてやるからな!!」
キレたジャコは八つ当たり気味にマカレニ兄弟の檻のシャッターを下ろした。
「とにかく、モロの狙いが何にせよ非常に不味いことになりました…」
「このままじゃ、ナメック星にモロ達が着いちゃうよ。」
「確かにな」
「ブウが起きるのを待ってる時間は無さそうだな」
このままではナメック星がモロによって酷いことになるのは確実だ。
「どっちみちオラの存在は向こうにバレてる…行くしかないな」
「お父さんの瞬間移動だね、先に行ってて。私はブウを起こしてから加勢しに行くよ」
「良いのか、貴様の活躍が無くなるぞ」
「良いよ、戻る前に2人にやられるならそれだけの奴だってことだし」
悟空とベジータが瞬間移動でナメック星に向かってしまった。
「行ってしまったな」
「何と言うことだ…!今モロに会ってしまうのは危険すぎる…!」
「危険?どう言うことなのメルスさん?お父さんとベジータさんならどうにでも出来そうな相手だよ?」
焦っているメルスに悟林が尋ねる。
正直悟空とベジータが最初から本気で闘えば難なく勝てる相手だ。
多少遊んでも簡単に覆せるような実力差
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