第74話
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」
「桁違いに寿命が長いのもそのためなんです」
「どれだけの数がやられたの?」
「惑星単位なので…それはもう信じられないほどの数です」
星とそこに住む生命エネルギーを吸収し続けて1000万年もの時を生き続ける程の寿命を得た。
つまりこれから再び吸収することで寿命が更に延びてしまい、手がつけられなくなることだろう。
「…とんでもねえ奴だな…」
悟空もモロの危険性を知り、思わず呟いてしまう。
「…モロは一体どこに向かっているんだ?あの辺りに生命がいる星は何もないはず…何が目的なんだ?」
「…?何の生命がない星でも今のモロには足しになるからじゃないの?」
ジャコの疑問に悟林は少しでも足しにしたいから適当な星を狙っているのではないかと聞くのだが、メルスが否定する。
「いえ、モロがその気になれば僅かな時間でエネルギーを吸収出来ますからその可能性は低いでしょう…」
「…いや、オラ…あっちの方行ったことあんぞ」
「え?何時?お父さんが宇宙なんて行ったっけ?」
「確か…デンデを迎えに行った時だ」
「へ?神様?あ、もしかしてセルの時に!?ということは近くにナメック星があるの?」
つまりモロはナメック星人が移住した新ナメック星に向かっていると言うことなのだろう。
「ちょっと待て、ナメック星は爆発して消滅し、原住民も絶滅したのではないのか?」
どうやら銀河パトロールではナメック星人は星の爆発の際に絶滅したことになっていたようだ。
「いや、ナメック星のドラゴンボールで星が爆発する前に一時地球に避難させられていたんだ。」
ベジータの言うように嘗ての悟空とフリーザとの闘いで、2人を除いた者達は地球に移動されたのだ。
「でもよベジータ、あいつらは誰にもバレねえように住んでたはずなんだけどな…」
「ああ、ナメック星人は戦闘力が高い種族だが、宇宙では余程のことがない限りは気付かれん。フリーザ軍にもあの時まで察知されなかったようにな」
「…やはり、魔力が戻って生命のいる星の探知が可能になっているのかもしれませんね…しかし、ナメック星人が生きて居たとして…モロの目的は…」
「ナメック星人は何でも願いが叶う玉を持っているって話だぜ」
マカレニ兄弟のパスターの言葉に全員か振り返る。
「願いが叶う玉?ドラゴンボールのことか!?」
「ちょっとジャコさん!!」
余計なことを言うジャコを悟林が止めようとしてもジャコはそのままパスターに聞く。
「おい!何でお前がドラゴンボールのことを知っているんだ!?」
「前に俺が銀河刑務所にいた時…同じ囚人仲間に元フリーザ軍の脱走兵ってのがいてな。そいつから聞いたんだ。嘗てフリーザがその玉を探しに
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