第十三話 合コンのはじまりその七
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「今もな」
「ああ、その仕事だとな」
「わかるだろ」
「学校の先生ってな」
「屑多いだろ」
「異常にな」
「うちでも変なのいるらしいしな」
八条学園でもというのだ。
「授業を無理に進めて何か自分の授業を崇高なものだと勘違いしていて」
「日本史の中川か?」
「ああ、噂だとな」
「何かあいつが作るテスト異常に難しいらしいな」
「それで口癖は授業が遅れてる遅れてるでな」
「強引に進めたりするらしいな」
「そうらしいけれどな」
そうした教師もいるというのだ。
「噂だとな」
「噂じゃなくて実際みたいだよ」
伊東が言ってきた。
「そのことは」
「そうなんだな」
「あんまりにも授業が酷くて」
それでというのだ。
「もうね」
「評判悪いんだな」
「生徒からあまりにも評判は悪くて」
それでというのだ。
「皆成績落ちて」
「授業内容が酷くてか」
「しかもテストも異常に難しいから」
「だからか」
「成績落ちてね、しかも受験にもね」
これにもというのだ。
「役に立たない」
「そうした授業かよ」
「特進なんかもう受験念頭じゃない」
この科はというのだ。
「八条大学受けるにしても」
「特進は大抵法学部か医学部だよな」
「八条大学でもね」
「うちの大学ってな」
成海は自分達が通う高校の上にあるその大学の話もした、元々高等部は大学の付属という立場であるのだ。
「大抵の学部は偏差値五十八とかだよな」
「それか五十六だよ」
「それ位だな」
「それで僕達もそれなりに勉強したら」
「推薦貰えてな」
「エスカレーターで進めるけれど」
「法学部と医学部はな」
この二つの学部はというと。
「偏差値七十超えていてな」
「そうそうはね」
「行けないよな」
「それで受験にも役に立たない授業したら」
「問題になるか」
「だから一回再教育受けたんだ」
教師のそれをというのだ。
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