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塗るわよ」と、一方的に言ってきた。
やっているうちに、昂君が私の膝に手を突いたりしていたので、最初は「うっ」と思ったけど、一生懸命になっているし、お兄ちゃんたちは、重なり合っても普通にしていたので、私も、そのうちどうでも良いかぁーってなっていた。私も、昂君にもたれたりしているから、その方が自然なのかなって思っていた。10点先取でゲームしたんだけど、お兄ちゃんは遠慮なしに、私の目の周りに墨で大きな円を書いてきた。そして、2ゲーム目は口のまわりに大きな口。昂君も私もひどい顔。
「真珠 どんくさいよなぁー ひどい顔だぜー」
「なによー 昂だって ひどい顔だよー あと1ゲーム 今度は、がんばるから 気を合わせていこうぜー」
そして、次のゲームは最後になんとか勝てた。私、思わず昂君に抱き着いてハグしてしまっていた。お兄ちゃんの両方のほっぺに渦巻を書いてやったのだ。
帰るってなった時、昂君に呼ばれて
「プレゼントありがとな さっきは柔らかくて良かったよ」
「さっき って?」
「ハグしてきたやんか チュってしてくれたら最高やったんやけどな」
「うー さっきは 成り行きやってんから つい 昂のバカ!」
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