第四話 久しぶりのパーティー 前編
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百竜夜行から数ヶ月後。
「連続狩猟.....三体....ふーむ....」
ドラコは村のクエストカウンターで、ある依頼書を眺めていた。
米に異なるポイズンライフ
依頼主
ゼーグト領に赴こうとした商人
ババコンガ、ゲリョス、リオレイアの狩猟
依頼内容
ゼーグト領で商売を始めようと思ったんだが、道中にババコンガとゲリョスが現れたんだ。さらにリオレイアまで!....でも俺の知ってるリオレイアじゃなかったような気もするけど....とにかく狩猟してくれ!
受付嬢のイヴが話しかける。
「百竜夜行よりは数が少ないし、ドラコくんが今まで狩ってきたモンスターばかりだから、きっと大丈夫だと思う。....けど毒を使うモンスターが多いから、解毒薬は多めに用意した方がいいかな」
「確かに、毒使いが2体だもんなぁ....あ、ハモンさんがくれた耐毒珠を着けてみるよ」
「3つ使えば毒を無効化できるんだよね。これならグッと楽になるかも。....気をつけてね。」
「ゼーグト領....クリスの故郷だな」
ドラコがイヴと話しながら依頼文を眺めていると、後ろから声がかけられた。
「お、面白そうな依頼やなぁ」
「あたしも受けるっす!」
「こちらのクエスト、私も挑んでよろしいでしょうか?」
「.....クリス!?シン!?レマ!?」
「よう。久しぶりやなドラコ!」
「ドラコ様、お元気そうでなによりです」
「あたしたちも来たっす!」
フルミナントソードを携え、防具はディアブロDシリーズ一式を着用した豊満な体躯の美少女、クリスティアーネ・ゼークト
スカルダシリーズ一式を着用し、大剣バスターソードを持った巨漢、シン・オーマ
ボロス装備を着用し、ウォーハンマーを持った小柄な少女、レマ・トール
が現れた。
この3人はドラコの訓練生時代の同期であり、卒業試験にて(元々は別チームだったものの)チームを組んでババコンガを討伐した仲間である。
久々に仲間と再会しホクホク顔のドラコ。3人に依頼文を見せる。
「...めんど...厄介なモンスターばかりッスね」
「よく見たら私たちと因縁のあるモンスターばかりですね。それに私の実家のある領土付近に出現しているとなると....見過ごせません」
「.....連続狩猟やと、報酬金もたんまり貰えそうや。実家への仕送りもいいもんになるで」
「そうだな。そーいやクエストって最大4人まで受けれるんだったよな。イヴ、このクエスト、4人で受けていいかな」
「わかったわ。手続きを済ませるわね」
イヴは手続きのために奥の部屋に引っ込んでいく。
イヴの後ろ姿を見送ったドラコを見たレノとシンがドラコを弄り
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