第四話 久しぶりのパーティー 前編
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に来る。
「.....おやおやおやー?どうしたんやドラコー。あの子のことずっと見てるやん」
「この子が噂の幼馴染ちゃんっスか?」
「!?そ、そうだよ悪いか!?」
「ふふっ、綺麗な方でしたね....」
クリスティアーネも微笑んでいる。
「ああ。イヴは村1番の美人なんだ。綺麗で可愛くて優しい、俺の自慢の幼馴染だよ」
・・・・
「イヴ?何してんの?」
「はうう〜〜」///
同僚が何故か恥ずかしそうに顔に手を当てているイヴに声をかけた。
「(あっ、察し)イヴ、代わりに手続き済ませとくわ。火照りが冷めるまで休んでて」
「あ、ありがとうございます....」
イヴではない受付嬢が依頼を受理してくれた。
「あのー、イヴは.....」
「あの子は誰かさんのせいで仕事どころじゃないみたいよ。少し休ませてるわ」
「....具合悪いのかな」
「「「....」」」
恐らく自分のせいだということに気づいていないドラコ、受付嬢の説明を聞いてないような返答をしてしまう。ほかの面々は呆れるしか無かった....。
・・・・・
ゼーグト領付近の草原にある、モンスターが出現したエリアにたどり着くドラコ達。
「......あそこか。」
いびきをかいて寝ているババコンガを眺めるドラコ達。
「相変わらずのたるみ腹やなぁ」
「あの試験の日を思い出しますね....」
「お荷物センパイと入れ替わりで来てくれたドラコさんと狩猟したあの日っス!」
「そうだったな。.....あいつどうなったんだっけ」
「見つかったとか見つかってないとか....アイツの消息なんて正直興味ないで」
「そうッスよ。本当に邪魔だったっス」
「ええ。アレみたいなのとは二度と組みたくありません」
他の訓練生から試験の参加枠を奪い、上から目線で余計なことしかせず、挙句の果てには3人を置いて逃げ出そうとしてババコンガにぶつかられ崖から転落したコネ野郎先輩のことをボロクソに言う3人に対してドラコは苦笑する。
「....ハハ...そうだな。あんな奴のことはさっさと忘れるか。.....そろそろ始めようぜ」
ドラコはいつの間にか調合していた大タル爆弾Gを、ババコンガの顔の近くに設置する。
「ドラコ、中々えげつないことするやん」
「この投げクナイで起爆させるぜ。」
『〜〜〜〜!?』
爆音の目覚まし時計でダメージを受けつつ起こされたババコンガ。安眠を邪魔した人間を睨みつけ、大きく両手を上げ、突き出た腹を揺らしながら放屁して威嚇する。
「相変わらず下品ですね」
「せやなぁ....」
「うー、くさいっスー....」
「
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