第72話
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えじゃねえか!!」
「父さんや姉さん、ベジータさん、フリーザとセルが弱らせてくれたおかげですよ。このまま一気にジレンを落としましょう!!」
悟飯の攻撃が通用するのは身勝手の極意の悟空と100倍究極界王拳の悟林、我儘の極意“兆”のベジータ、そしてフリーザとセルの金縛りなど、ジレンの体力を消耗させてくれた面が大きい。
「よし!久しぶりにいっちょやるか悟飯!!」
「はい!」
悟空は悟飯と組んで闘うのは久しぶりのような気がした。
ブウとの闘いの時も一緒に闘ったが、援護が精々だったのでこう言う風に隣で一緒に闘うのはベジータが初めて地球に来た時以来だろう。
悟空と悟飯の親子のコンビネーションにジレンは受け身に転じる。
しかし、ジレンも簡単には負けない。
悟飯の蹴りと悟空の拳を受け止めると気合で2人を吹き飛ばした。
「何人で掛かってこようが、俺の力を超えることは有り得ない!!はああああっ!!」
更に気を高めるジレンに悟空も悟飯も驚く。
「こいつ…まだこんな力を…!」
「どんなに体力を削ってもまだ力を出せるなんて…」
「俺に限界など存在しない」
気を高め続けるジレンに悟空と悟飯はかめはめ波の体勢を取る。
「行くぞ悟飯!今のおめえの持てる力を出し切れ!!」
「はい!!」
「「かー…めー…はー…めー…波ぁーーーーっ!!!」」
ジレンに向かって放たれた親子かめはめ波。
迫る気功波に対してジレンは無言で飛び込み、爆煙に武舞台が包まれるが、煙が晴れるとまだ余力を残したジレンが悟飯に手を翳していた。
「そ、そんな…!」
ジレンが至近距離で気弾を悟飯に当て、場外へ吹き飛ばす。
「悟飯ーーーーっ!!」
場外に落とされ、観客席に移された悟飯。
「すみません…」
「ふん、お前にしては良くやった。褒めてやる、悟空の息子」
謝罪する悟飯に対してビルスは責めることはなかった。
悟飯の戦闘力を考えれば寧ろあれは大健闘と言えるからだ。
悟空は何とかジレンに反撃しようと殴りかかるが、ジレンに掴み取られ、力比べとなるが、体力を先程のかめはめ波に注ぎ込んでしまった悟空は力が出ない。
後少しで落とされそうになった時、ジレンの背後の破片に立っているフリーザがジレンに放つための気弾を作り出していた。
「孫悟空さん、そのままジレンを捕まえておいて下さいよ!!」
フリーザの考えを察した悟空がジレンを羽交い締めにする。
「き…貴様…!」
「良いぞフリーザ!やれー!!」
「孫悟空さん!孫悟林さん!勝ったら私とセルさんを生き返らせると言う願い…叶えてもらいますよ!」
「いくらでも叶えたげるから行けぇーーーーっ!!
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