第六百五十話 終わってからその一
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終わってから
終わると打ち上げとなった、ただ二年S1組の面々はカレーを食べ終えていてラメダスが言ってきた。
「皆さんカレーの後は」
「もういいかな」
ロミオが応えた。
「お酒とかは」
「左様ですね」
「カレーを食べるとね」
そうすると、というのだ。
「ちょっとお酒はね」
「合わないですね」
「だからね」
それでというのだ。
「少なくとも僕はね」
「これで、ですね」
「いいよ」
酒はというのだ。
「それにお腹一杯だし」
「それでは」
「今日はもう寝てね」
そうしてというのだ。
「明日ね」
「後片付けですね」
「それにかかるよ」
こうラメダスに答えた。
「そうさせてもらうよ」
「皆さんもそうでしょうか」
ラメダスはロミオの言葉を受けてからクラスの他の面々に尋ねた。
「この度は」
「カレーの後だとね」
「お酒はちょっと」
「それにお腹一杯だし」
「それじゃあ」
「わかりました、では本日はこれでお開きにしまして」
ラメダスはそれならとだ、一同の返事を聞いて述べた。
「そのうえで明日はです」
「後片付けですね」
「そしてそれが終わってから」
今度は自らの主であるセーラに応えた。
「そのうえで」
「明日の夜にですね」
「私達のクラスの打ち上げとする」
「そうすればいいですね」
「その夜も打ち上げがありますし」
後片付けの終わりを祝ってだ、そうして飲んで食べるのが八条学園の昔からの習わしで千年以上続いていることだ。
「その夜にということで」
「いいですね」
「はい、それでは本日は」
「休みましょう」
「それでは」
こう話してだった。
一同は自分達のクラスに入ってそれぞれ寝袋に入って寝た、そして朝になると朝食を食べてだった。
後片付けに入った、すると。
「いや、テキパキとね」
「進むね」
ジョンとジョルジュは作業をしつつ話した。
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