第71話
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引けば長引くほどに悟林さんが不利になります」
「そうだな、見ろ!」
ビルスが促すと悟林の界王拳のオーラが不安定になり始めている。
「う…やっぱりぶっつけ本番は無茶だったかな、もう限界が来ちゃった」
「どうやら、100倍の界王拳に悟林の体が耐えきれなくなっているようだな」
既に界王拳が解除されてもおかしくない状態であり、悟林も体が保たないことを理解しており、拳に全ての気を集める。
「こうなったら最後の一発。全てを賭ける…!」
「来い」
対するジレンも拳に気を集めており、同時に駆け出した。
「だあああああっ!!」
「はあっ!!」
拳と拳が激突し、凄まじい衝撃が走る。
悟林もジレンも最初はほとんど互角ではあったものの、先に悟林に限界が来てしまい、界王拳が解除されてしまう。
「あっ!?」
「これで終わりだっ!!」
弾かれた悟林に追撃の気功波を直撃させ、場外に吹き飛ばした。
「悟林!!」
ダメージから復帰した悟空がこちらに走ってきたが、間に合わない。
悟林に出来るのは残りの気を悟空に渡して力の足しにすることくらいだった。
「お父さん…勝ってよ…」
観客席に飛ばされた悟林は早速仙豆を与えられていた。
一気に第7宇宙のメンバーを半壊させたジレンに誰もが表情を険しくする。
「父さん…すみません、僕に力がないせいで…」
「気にすんな悟飯。今は悔しがってもしょうがねえ、悟林や落とされたみんなの分まで闘うんだ」
そして悟空は青白のオーラを再び纏う。
「と、父さん!」
「悟飯、おめえは離れてろ…ジレンはオラが倒す」
身勝手の極意“兆”を発動した悟空がジレンと相対すると、ジレンもオーラを纏って全力で相手をしようとするのであった。
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