第71話
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すか?」
「お前もセルも今は同じ第7宇宙の仲間だからだ」
「良いんですか?私達を助けたりなんてして…隙を見てあなたを殺すかもしれませんよ?」
「その時は僕がお前達を落としてやる。正直言って、今でも僕はお前達が許せない。でも今はお前達の力が必要なんだ」
フリーザやセルのことをしてきたことを考えれば当然のことだが、悟飯は今でも2人を許したつもりはない。
しかし、今はこの2人の力が自分よりも遥かに重要だと分かっているのだ。
「ふん、良い判断だ。ところで孫悟飯、貴様は奴に通用しそうな技はないのか?」
「…悪いけどない」
「やれやれ、期待してはいなかったが…どこまでも腑抜けおって…フリーザ、フルパワーならば奴に金縛りにすることは可能か?」
「…そうですね、可能だとは思います」
フリーザらしからぬ煮え切らない返答。
ジレンのパワーの前ではゴールデンフリーザのパワーでさえ霞む程なのだからそのような返答になるのは仕方ないだろう。
「充分だ。孫悟飯、貴様がジレンの気を引き付けている内に私とフリーザが金縛りで奴の動きを封じる。1人では無理でも私とフリーザの同時になら…」
「奴にも通じるかもしれませんね。やってみる価値はありそうです。それでは孫悟飯さん、精々頑張って下さいね」
「言ってくれるな…でもそれしかない!行くぞジレン!!」
潜在能力を解放し、ジレンに挑む悟飯。
実力差を考えれば自殺行為だが、この大会は殺しは禁止。
「はっ!」
ジレンの気合で動きを止められ、見えない拳によって吹き飛ばされても防御に集中すれば気絶しないで済む。
「ぐっ!!」
しかし、それでも悟飯には時間稼ぎでもジレンの相手は厳しい。
距離を取ろうにもジレンは悟飯のスピードを超えて距離を詰めて殴り飛ばしてくる。
あまりの実力差に修行をサボり続けてきたツケかと思うと笑いそうになってしまう。
「かめはめ波ーーーっ!!」
それでもただやられっぱなしと言うわけでもなく、悟飯は零距離でのかめはめ波をジレンに直撃させる。
しかし、零距離で受けたにも関わらずジレンにはダメージがない。
「終わりだ」
「貴様がな…やるぞフリーザ!」
「はああああっ!!」
フリーザとセルがジレンの真横に立つと同時に金縛りをかけた。
「む…」
「私とフリーザの同時によってより強固となった金縛りだ。絶対に抜け出せんぞ!」
「このまま場外に落ちなさい!!」
術をかけたジレンを場外に落とそうとするフリーザとセル。
作戦が上手くいったことに悟飯は笑みを浮かべるが。
「ぬああああああっ!!!」
ジレンがフルパワーを解放して金縛りを強引に抜け出した
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