第71話
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ではありません。さっきの悟空さんは1つのきっかけを見つけたに過ぎないのでしょう。先程の悟空さんの姿は身勝手の極意“兆”と言ったところでしょうか」
ウイスが先程の悟空の姿をそう説明すると、ジレンがとどめを刺そうとするが、悟林がジレンを蹴り飛ばして阻止する。
「交代だよお父さん」
「悟林…」
「50倍究極界王拳!!」
フルパワーでジレンに突撃する悟林。
ジレンの見えない拳を数発喰らっても構わずにジレンを殴り返した。
「な…っ!」
「よ、よし…当たった…!」
ジレンは少しよろめいた程度だが、悟林のダメージは相当な物で口から血を吐いていた。
「…なるほど、孫悟空よりは手応えがありそうだ」
「50倍の究極界王拳のパンチでその程度のダメージなんて…ヤバいかもね…でも、私達はここで負けるわけにはいかない!!」
「来い」
悟林とジレンが高速で移動しながら打撃の交換をする。
しかし、拳と拳、蹴りと蹴りがぶつかるごとにダメージが蓄積していくのは悟林の方であった。
「痛っ…!」
「確かにお前も強い…それは認めよう。だが…」
「ごふっ!?」
ジレンの拳が悟林の顔面に叩き込まれ、悟林は仰け反る。
「それでも俺は倒せん」
組んだ拳を叩き込まれ、悟林は地面に激突した。
「ぐうう…何て強さなの…?究極界王拳を60倍にしてもあいつには通用しそうにないし…体が壊れるかもだし…」
「何を情けない面をしてやがる」
「え!?ベジータさん…随分おっかない顔になったね」
「ふん、破壊神の力を使ったらこうなるんだ。随分と情けないことを言いやがって、昔の貴様なら体が壊れることなんて関係なく力を引き出しただろうが、神の気を使えるようになってから手を抜くようになりやがって。ジレンは俺がやる、貴様はここで隠れてやがれ」
「ちょっ!ベジータさん!?」
「今度は俺が相手だ」
「その力…ベルモッドと同じ破壊神の力か…」
「少し違うな、これはサイヤ人と破壊神の力が結び付いた俺だけの力だ。貴様にも我儘の極意の真価を見せてやるぜ」
ベジータとジレンが激突する。
ジレンの蹴りがベジータの顎を蹴り上げるが、そのダメージによってベジータのパワーが上がる。
「む…!」
「さっきの破壊神候補との闘いを見ていなかったようだな…今の俺はダメージを受ければ受けるほど…闘争心を高めて強くなる…!貴様との闘いで俺は更なる高みへ行く!!宇宙一はカカロットでも、悟林でも貴様でもない。この俺だーーーっ!!」
ジレンを殴り返すベジータ。
それによってジレンの口の中が切れたのか口から血が流れる。
「っ!ジレンにダメージが入ったぞ!!」
「そう
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