第四百八十八話 最初の戦い〜戦いの時はサンドイッチ〜その十二
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「こちらもね」
「美味しいですか」
「だからね」
それでというのだ。
「こちらも食べてね」
「そうさせてもらいます」
ミミは笑顔で応えた。
「是非」
「ツナサンドも美味しいからね」
「ソーセージサンドもいいわね」
ミヤコは今はそのサンドイッチを食べていた、そのうえでの言葉だ。
「後でフルーツサンドも食べるけれどね」
「そのサンドイッチもいいよね」
「生クリームがたっぷり入っていて」
スライスされたフルーツと共にというのだ。
「美味しいわ」
「そういったサンドは私が作っているから」
今度はオーラが言ってきた、見れば彼女も調理をしている。
「楽しみにしていてね」
「わかったわ」
ミヤコは宙に浮かびながら食べつつ笑顔で応えた。
「それじゃあね」
「そちらもね」
「しかし」
ユカリは牛乳を飲みながら言った、見れば飲みものも用意されている。
「サンドイッチって本当に何でも挟めて」
「手軽にすぐに食べられるわね」
「ええ、だからね」
こうオーラに話した。
「こうした戦いの時はね」
「おあつらえ向きね」
「私もそう思うわ」
「ライダーの人達がよく用意してくれるお握りもいいけれど」
シズルはそちらもいいとしながらも今はスパムサンドを食べている、このサンドイッチも作られて置かれているのだ。
「サンドイッチもね」
「いいよね」
「ええ、それじゃあね」
「どんどん食べて」
「そうさせてもらうわ」
「あと飲みものも」
ここでだ、オーラは。
傍に置いていたコップの中のグレープフルーツジュースを飲んだ、そうして言った。
「飲んでね」
「そちらもなのね」
「そうしていって」
そのうえでというのだ。
「休みもしてね」
「それじゃあ」
「寝ることも」
睡眠もというのだ。
「忘れないでね」
「そちらも」
「長い戦いになるから」
それ故にというのだ。
「だからね」
「寝ることもして」
「身体を休めながら」
「戦っていくことね」
「すぐに終わると思わないことよ」
それは絶対にというのだ。
「スサノオとの戦いは」
「一日かかることもざらだったわね」
「ええ」
「それじゃあ」
「これからもね」
こう話してそうしてだった。
ライダー達も少女達も戦っていった、やがて夜になったがまだ戦いは続いていた。戦士達は順番に休憩も摂っていた。
エリコは休憩から戦場に戻ってジュンに言った。
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