第四百八十八話 最初の戦い〜戦いの時はサンドイッチ〜その十一
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「この戦いも何時まで続くかわからないけれど」
「スサノオの気が済むまで、ですね」
タマキが言ってきた。
「戦いは続きますね」
「そう、だからね」
そうしたものになるからだというのだ。
「その時まで戦い抜ける」
「そのことが大事で」
「怪人達を一撃で数体倒せる様になっても」
それでもというのだ。
「驚くことじゃないよ、驚くことはない。ただね」
「ただ?」
「ただといいますと」
ミソギとキョウカが問うた。
「何でしょうか」
「驚く以外にすることがあるんですね」
「うん、スサノオに勝った時に」
まさにその時にとだ、ディエンドは狙いを定めたうえで銃撃を行い怪人達を倒しながらそのうえで話した。
「喜ぶことだよ」
「驚くんじゃなくて」
「そうすべきですか」
「それならですね」
「私達は今は」
「落ち着いて戦っていこう」
こう言うのだった。
「いいね」
「わかりました」
「そうさせて頂きます」
ミソギとキョウカも応えた、そして。
二人も戦い怪人達をそうしていった、戦いは続き。
その中でだ、時間は過ぎていき。
朝から昼になった、戦士達は交代で休憩を摂り食事も摂っていたが。
トモはサンドイッチを食べて言った。
「カツサンドも美味しいわ」
「ハムサンドも」
マツリはそちらを食べていた。
「かなりね」
「美味しいわ」
「そうよね」
「サンドイッチも色々あるのね」
マヒルはハンバーグサンドを食べながら言った。
「これで」
「それこそ何でも挟めるね」
ウールはそのサンドイッチを作りながら少女達に応えた。
「砂と魔女以外は」
「砂がサンドで」
ミツキが言ってきた。
「魔女がウィッチね」
「うん、その二つ以外はね」
「何でも挟んで食べられる」
「それがね」
「サンドイッチか」
「冗談でそう言える位だから」
それでというのだ。
「もうね」
「何でも挟んで」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「食べられるからね」
「野菜サンドも美味しいですね」
ミミはそのサンドイッチを食べつつ述べた。
「こちらも」
「そうそう、トマトやレタスを挟んでね」
「それもまたですね」
「美味しいよ」
「本当にそうですね」
「それと今僕ツナサンド作ってるけれど」
ウールは自分が作っているサンドッチの話もした。
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